100分de名著 ラッセル「幸福論」 第1回 自分を不幸にする原因 を見て
ラッセルは、「幸福論」を説き起こすにあたり、「人々を不幸にする原因」の分析から始める。その最たるものはネガティブな「自己没頭」。それには、罪の意識にとりつかれ自分を責め続ける「罪びと」、自分のことを愛しすぎて他者から相手にされなくなる「ナルシスト」、野望が巨大すぎるが故に決して満足を得ることができない「誇大妄想狂」の3つのタイプがある。いずれも自分自身にとらわれすぎることが不幸の原因であり、ラッセルは、自分自身への関心を薄め、外界への興味を増進していくことを薦める。第一回は、ラッセル自身の人生の歩みを紹介しながら、人々を不幸にしてしまう原因を明らかにしていく。
ラッセルが幸福になれた理由。
・趣味もたくさん持つ
・あきらめること
・外側に関心を向ける
不幸とは自己没頭
・罪の意識がある(変な道徳心)
・ナルシスト(人からの賛美を求める)
・誇大妄想(権力欲)
つまり、外に目を向けること。
三大幸福論の1つと呼ばれる
ラッセルの幸福論は
一番心が揺さぶられない。
すごい理論的すぎるのである。
ラッセルのWikipediaをみると
無神論者であるとされる。
宗教的なものを信じていないのは
プロテスタントの祖母の
教育の影響が強いかもしれない。
ただ、宗教的でなくとも
人間にとって幸福がいかに大事なのかを
理解している人もいるということ。