誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

ザ・ノンフィクション その後の中年純情物語 を見て

 

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2年前私たちが秋葉原で出会った53歳にして独身のサラリーマン、きよちゃんは地下アイドルに夢中でした。お相手は23歳のりあちゃん。りあちゃんはカタモミ女子という名のアイドルグループに所属し、店でファンの肩を揉みながらステージに立つ地下アイドルでした。  30歳も年下のアイドルりあちゃんに抱く胸のときめき、そしてその成長を見守る喜び。きよちゃんにとって、それは人生で初めて体験する甘美な思いでした。そんなきよちゃんの思いを、優しく受け入れてくれるりあちゃん。 中年ファンとアイドルという枠を超えた二人の不思議な結びつきに驚かされました。しかしグループが解散する日が来ます、もう会えなくなります。 きよちゃんはサヨナラ公演の後、「夢のような日々でした」と語りながら涙しました。  あれから2年、二人のその後はどうなったのでしょうか? 今年55歳になったきよちゃんが地下アイドルりあちゃんに抱く子供のような恋心、その後の顛末を描きます。

 

2年前、2015年。

きよちゃん(53歳)男性。

秋葉原のアイドル、小泉りあさんのファンである。

 

高校卒業後、 

通信会社のサラリーマンで勤続35年。

 

ボクシングや盆栽などの趣味も興じる。

 

小泉りあさんが 

カタモニ女子というお店で

働いているので足繁く通っていた。

 

小泉りあ。

大学休学中の23歳。

20歳のとき地下アイドルになる。

 

あるきっかけで

カタモミ女子のメンバーは

お店をやめることになり、

卒業ライブをして解散する。

 

2年後の2017年。

 

小泉りあさんは

今も地下アイドルをしていた。

事務所に入らずフリーとして。

 

応援にきたファンは

きよちゃん一人だけ。

 

カタモミ女子解散後、

実家に戻り、大学を卒業し

事務の仕事をしながら

地下アイドルを続ける。

 

カタモミ女子のメンバーを集めて

カタモミをしないアイドルを目指したが

メンバー間で不協和音ができてしまい

解散してしまう。

 

アイドルをやめてしまうと

応援してくれたファンに

申し訳ないという。

 

小泉りあさんの

新しい仕事。

ミュージカルの仕事が決まった。

 

ミュージカルを主催する

会社のライブに出演することになり

30人分のチケットを売らなければならない。

一週間前で4枚しか売れてなかった。

 

ライブ当日。

26枚のチケットが売れた。

 

きよちゃんと小泉りあさんが

仲良く買い物をしていたのは

小泉りあさんがアイドル店員として

働いていたからであった。

 

 

感想

番組のアバンで

きよちゃんとアイドルが

仲良く買い物をしていて

もしかしたら付き合っているのかという

期待を最後まで持たせていて

いい作りであった。

 

きよちゃんは

ボクシングや盆栽、ゴルフなど

趣味で人生の楽しみを

見つけ出そうとしていたのがわかる。

 

地下アイドルの応援も

趣味の一環なのだろうか。

 

きよちゃんが

十字架のネックレスをつけていた。

クリスチャンなのかもしれない。 

 

地下アイドルは

AKBやももクロみたいに

テレビに出たり

大きなコンサートをする

アイドルを目指しているのか。

 

それとは

ちょっと違うような気もした。

 

目の前にいる

ファンのためやっているという

モチベーションだと思った。

 

きよちゃんにとって

小泉りあさんは 

入れ替え可能なアイドルでは

ないような気がした。