誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

100分de名著 スピノザ「エチカ」 を見て

www.nhk.or.jp

 

エチカを

本を購入して読むことはないと思う。

 

岩波文庫を

立ち読みをしてみたら

あまりにも難しすぎた。

 

・善悪とはそれぞれの

 活動能力を上げることが善、

 能力を減少されることを悪。

 

・形ではなく持っている力によって

 善悪は決まる。

 

・自由とは制約のなかで活動能力が上がること。

 

・人間の意志はあまりも複雑であり

 外部の要因が大きい。

 

・活動能力が上がるという指針は

 自身の体験による感覚でわかる。

 

とりあえず理解したことは

こんな感じなのだが

 なんといっても

自殺の要因は外部によるものだと

言ってくれると

他を変えようと考えることができるかもしれない。

 

現代ではあまりにも

「自分の意志でやったんでしょ?」

 という突き放し方が主流である。

 

しかし、どうしてその意志を持ち

行動したのかという問題については

おざなりになっているような気もする。

 

スピノザは汎神論をを考えていたというが

その部分を深堀りして知りたいと思った。

 

このエチカを知る限り

神にとっての善悪を否定しているし、

人間の内面賛歌という面もある。