誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

2017-02-24から1日間の記事一覧

ふしぎなキリスト教 を読んで

ふしぎなキリスト教 (講談社現代新書) posted with ヨメレバ 橋爪 大三郎,大澤 真幸 講談社 2011-05-18 Amazonで購入 Kindleで購入 楽天ブックスで購入 キリスト教がわからないと、現代日本社会もわからない――。 イエスは神なのか、人なのか。 GODと日本人の…

秩序なき時代の知性 を読んで

秩序なき時代の知性 (ポプラ新書) posted with ヨメレバ 佐藤 優 ポプラ社 2016-12-08 Amazonで購入 Kindleで購入 佐藤優が今もっとも注目するさまざまな分野のプロフェッショナルたち。古い常識や思想を超え今の時代を掴むには、新しい知性が必要。権力にな…

100分de名著 エミール 第4回 理想社会のプログラム を見て

www.nhk.or.jp いよいよ成年へと成長し、結婚、社会への貢献といった問題に直面するエミール。恋愛や外国旅行といった体験を通じて、「理想の社会とは何か」という根源的なテーマが浮かび上がってくる。そこには、ほぼ同時期に書かれた「社会契約論」のテー…

100分de名著 エミール 第3回 「あわれみ」を育て社会の基盤に! を見て

www.nhk.or.jp 16歳になり思春期を迎えたエミールはいよいよ社会の中に入っていく。その際に最も大事な要素は「あわれみ」の感情。人間が元々もっている「自己愛」を「あわれみ」の感情へと上手に育て拡大することで、貧しい人々への共感や不平等な社会への…

100分de名著 エミール 第2回 「好奇心」と「有用性」が人を育てる を見て

www.nhk.or.jp ルソーに預けられたエミールは、「快・不快」を基準に生きる幼年期から「用・不用」という基準に生きる少年期へと成長していく。ルソーはこうした発達段階を無視した従来の教育方法を徹底的に批判。常識に反して「読書」「歴史教育」「道徳教…

100分de名著 エミール 第1回 自然は教育の原点である を見て

www.nhk.or.jp 「万物をつくる者の手をはなれるときすべてはよいものであるが、人間の手にうつるとすべてが悪くなる」という言葉が示すように、徹底した自然の賞揚、人為への批判をベースにして教育論を展開した書「エミール」。人間の成長や発達をもたらす…

フランケンシュタインの誘惑 科学史 闇の事件簿▽脳を切る 悪魔の手術ロボトミー を見て

www4.nhk.or.jp 科学史に埋もれた闇に迫る。今回取り上げるのは悪魔の手術「ロボトミー」!精神疾患患者の脳の一部を切除し「おとなしくさせる」手術だ。現在では人間性を剥奪する「史上最悪の外科手術」とされているが、1950年代まで「奇跡の手術」として日…