BS1スペシャル「欲望の時代の哲学~マルクス・ガブリエル 日本を行く~」 を見て
若き天才、ヨーロッパの知性の新たな継承者と称されるマルクス・ガブリエル。彼の思想が欧米ではもちろん、日本でも話題となり広がりを見せている。格差、分断、民主主義の危機も叫ばれ、テクノロジーが皮肉にも人々に恩恵のみならず不安とストレスを生んでいる時代に日本の可能性は?さまざまな分野の知性、街行く人々など多くの偶発的な対話も取り込んだ対話の旅。その軌跡から見えるのは?2018年日本の予定調和なき思索紀行
マルクス・ガブリエルが来日して
日本を批判しているが
とても的を得ていると思った。
静寂を装っているが
内面は混沌としている。
人と人との間に見えない壁がある。
明るいくてジョークを話し
気さくな哲学者。
世界は存在しないとい考えている哲学者なので
すべて自分次第であり
明るい人柄なのかもしれない。
一般人のどうすれば幸せになれるかという問いに
今ここで幸せを感じるしかない。といったのは
上記のことと関係していると思う。
石黒浩との対談。
ドイツはヒューマノイドに対して
否定的な見方がある。
ドイツ憲法第1条には
人間の尊厳が書いてあり
第二次世界大戦の反省から
人間の概念が強いドイツ。
人間の概念がなくなれば
迫害へと繋がっている。
ヒューマノイドは
人間の尊厳に関わることになる。
ドイツには見えない皇帝がいて
それが哲学なのである。