誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

歴史秘話ヒストリア「神と仏のゴチャマゼ千年 謎解き!ニッポンの信仰心」 を見て

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初詣などで神社や寺に行く人は多いのに「宗教を信仰していない」と答える人が約半数…ニッポンの信仰心の謎を千年の時をさかのぼり解き明かす。古くからの神と、あとから伝来した仏。本来異なる存在をゴチャマゼに信仰する「神仏習合」。それは奈良時代、神の告白「神はつらいよ」から始まった!?しかし150年前、神仏習合は禁止され、その証しは破壊された…。春日大社など有名社寺の協力で、封印された歴史をついに公開!

 

宗教とは

土着に根ざしたものになる。

 

キリスト教でいえば

ヨーロッパのキリスト教は

ゲルマン民族の宗教と融合し

アメリカではアメリカン・ドリームという価値観と

キリスト教が融合している。

 

仏教も同じで

中国では道教と仏教が融合し

日本では神道と仏教が融合している。 

 

キリシタン弾圧時代の

マリア観音信仰と本質は同じである。

 

仏教を拝んでいるように思えるが

本質ではマリア様を祈っている。

 

神仏習合は

日本の神々を拝んでいるように思えて

実は仏を拝んでいる。

 

かといって

隠しているわけではない。

 

本地垂迹説を聞いて思ったのは

仏とカミなら

仏のほうが位が高いように思えた。

 

仏がカミに変身し

日本の人々を救う。

 

仏教のほうが

世界的なものなので

日本の立場からみれば

ありがたい存在でしかない。

 

仏という外国の神様が

日本のために救ってくれるのである。

 

 

明治維新の神仏分離は

宗教改革であり

王政復古という名の原点回帰である。

 

ルターの宗教改革の

カトリック教会の豪華な装飾が破壊されたのと同じで

神社にあった仏教の経典や印なども破壊されていく。

 

明治国家の価値観により

伝統ある神仏習合は壊された。

 

しかし、この2018年で

原点回帰とか伝統を重んじるとなれば

神仏習合のような気がする。