誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

レヴェナント 蘇りし者 を見て

 

 

 

アカデミー賞3冠。主演:レオナルド・ディカプリオ×音楽:坂本龍一×監督:A・G・イニャリトゥのドリームチームで放つ、映画史上に残る強烈で壮大なサバイバルドラマが誕生した。過酷な自然の中で生き延びたハンター、ヒュー・グラスの実話を映画化。復讐の先に何かあるのか―。レオナルド・ディカプリオが悲願のオスカーを手にした迫真の演技で魅せる壮大なサバイバル・アドベンチャー。

 

息子を殺されたとき、

先住民族と仲間になり

一緒に復讐するかと思いながら見ていた。

 

ある1人の先住民族と仲間になったとき

大勢の仲間を引き連れ

映画の冒頭であった

西洋人と先住民族との戦った

あのようなシーンが

ラストにくると思ったが、違った。

 

 

教会が出てきたり、

「復讐するは我にあり」とか

キリスト教に付随している内容ともとれる。

 

映画のタイトル、蘇り者。

キリストの復活。

 

裏切りユダが

フィッツジェラルドとなり、

熊や自然の脅威が

神からの試練とも思える。

 

ヒュー・グラス(ディカプリオ)と

自然のシーンが、とにかく多い印象を受ける。

 

一神教は

個人と神との関係性が重要であり

グラスと自然の関係に現れてるように思える。 

 

 

この映画をみるきっかけになった

ドキュメンタリー。

 

www.basyanuko.com

 

ロケ地はカナダだが

雪がとけていて、撮影が難しい場面もあったらしい。

 

グラスは罠猟師であり

その仕事が

現地の毛皮の動物を絶滅させる要因にもなった。

 

旧約聖書のなかに

神が人間は動物を支配するようにと

言われたとある。

 

環境保護活動をしている

ディカプリオを主演に選んだのも

そういった人間の活動に対して

批判的なメッセージを送っているかもしれない。