誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

アバター を見て

 

 

22世紀、人類は地球から遠く離れたパンドラで<アバター計画>に着手していた。この星の先住民ナヴィと人間のDNAを組み合わせた肉体<アバター>を創ることで、有毒な大気の問題をクリアし、莫大な利益をもたらす鉱物を採掘しようというのだ。この計画に参加した元兵士ジェイクは車椅子の身だったが、<アバター>を得て体の自由を取り戻す。パンドラの地に降り立ち、ナヴィの族長の娘ネイティリと恋に落ちるジェイク。しかし彼はパンドラの生命を脅かす任務に疑問を抱き、この星の運命を決する選択を強いられていく……。

 

 

ジェイクは

ナヴィ族(青色の種族)に

アバターを使って潜入し

村長の娘に

その文化やしきなりに馴染んでいく。

 

いっぽう人間はナヴィ族が住んでいる

鉱物を取ろうとしていた。

 

潜入し、ナヴィ族を立ち退かせたら

ジェイクの足の怪我を治してもらうという

取引をし、人間側だったジェイクが

次第にナヴィ族側になっていく。

 

魂の木という神聖な場所を知る。

村長の娘と結ばれたが

人間たちが森を襲うことになる。

 

博士とジェイクがナヴィ族の味方をし

軍人たちの反感を買ってしまう。

 

閉じ込められたが、脱出し

再び、アバターになり

ナヴィ族の味方になる。

 

いろんな部族と一緒に

人間と対決することになる。

 

結果的に、ナヴィ族が

動物などを駆使し

人間たちに勝利する。

 

 

尺が長いだけあって

前半は話のテンポが遅く感じたが

後半になり

人間とナヴィ族が対立し始めてから

すごくおもしろくなる。

 

この映画を見ていて 

アメリカの歴史とリンクしていたのかなと思った。

 

白人たちが

先住民族インディアンを侵略してきたことと。

ナヴィ族は弓矢や馬など原始的な戦いをしたが

人間は銃や最新の兵器を使っている。

 

ナヴィ族の聖地を襲うところも

白人が先住民族の聖地を

襲ってきた歴史と似ている。

 

最終的には

ジェイクは人間の姿で生活し、

ナヴィ族と共存していく話かと思ったら

そうではなかった。

 

映画の世界でも

あれだけ争って共存なんてできない

という話なのだろう。

 

この現実世界では

争っていたとしても

時間が経てば共存していっているので

現実世界のほうが

理想的だと言えなくもない。

 

 

もう一つの見方として

バーチャル世界の話ということ。

 

結局、最後は

人間をやめて

ナディ族のところに行ってしまう。

 

ジェイクは

アバターの時の方が本当の世界で

人間のときが夢のよう。と言う。

 

ナディ族のアバターでいたほうが

足の怪我を気にしなくてもいいし

周りから認められてるし

鳥と一緒に飛べる爽快感もあるのだろう。

 

ようするにVRに近い。

彼にとっては

アバターでいたときの方が

ゲームの世界にいたような感じだったのだろう。

 

アバターになったときの

映画のカメラワークが

すごくて酔うのも

関係しているかもしれない。