誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

Nスペ 縮小ニッポンの衝撃 労働力激減 そのとき何が を見て

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人口減少がもたらす過酷な現実を映し出し、反響を呼んだNスペ「縮小ニッポンの衝撃」の放送から1年半。さらなる衝撃の未来図が見えてきた――労働力不足だ。約30年後には人口1億に迫る日本。生産年齢人口(15-64才)はピーク時と比べ3500万人減少する。その時、誰が社会を支えるのか?鍵の一つが高齢者だ。「一億総活躍」が叫ばれる今、会員数73万人・平均年齢72歳のシルバー人材センターでは派遣労働が年5割のペースで拡大している。宅配、保育補助、調理、送迎、配車などあらゆる分野で戦力となり、フルタイムで働くことも可能に。変貌するシルバーの実態が全国調査で明らかに。もう一つの鍵が外国人だ。東京の中心部で進む大規模開発では外国人が現場を仕切り欠かせぬ存在となっている。しかし、見通しは楽観できない。現在、最大の労働力供給源となっているベトナムでは、台湾、韓国、欧州各国などとの熾烈な争奪戦が起きている。AIやロボットによる代替策は?日本は生き残れるのか?徹底ルポで迫る。

 

ホーチミンの像を

過疎化した町に立てたから

ベトナム人が労働しにくると

考えている時点で、ちょっとおかしい気がする。

 

海外に働きくるベトナム人が求めていることは

お金が稼げて、手に職をつけることができ、

人権が保障されていること。

 

しかし、日本に技能実習生としてきた場合、

お金は稼げない、手に職をつけることはできない、

差別的な処遇を受ける。

 

ベトナム人が

「日本は本当に先進国なのか」と言っていたのが

衝撃的であった。

 

日本特有の体育会系気質。

 

発展途上国といわれるベトナム人からみても

異常だということである。

 

過疎化する自治体を維持するためだけに

外国人を利用しているようにしかみえない。

 

池田信夫さんが

日本は都市部の一極集中しかないと言っていたが

そのとおりだと思える番組内容であった。

 

agora-web.jp

 

日本の高齢者が

園児の送迎バスや3Kの仕事を

やるようになっている問題。

 

よく人口減少には

AIによって解決できるという話があるが

AIが田舎町まで普及するのにどれくらい時間がかかるのか。

 

だったら、都市部に人を集中させ

インフラを整備するという流れしかない。

 

人口ピラミッドの棺桶型は

日本だけのものではなく

台湾や中国なども、いずれそうなる。

 

他の国は

制度を変え積極的に外国人を受け入れているが

日本は手を打たない。

 

日本の経済的維持よりも

日本の自分らしさを選択した。

 

自分らしさを選択した結果、

自分たちの生活を維持できなくなる。

 

日本に希望があるとしたら

人口減少によって経済やインフラを維持できなくなるが

資本主義とは違った、新しい価値観を持った

生活を示すことができるということかもしれない。