誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

アルカトラズからの脱出 を見て

 

 

誰ひとりとして脱獄に成功したことのない刑務所―――アルカトラズ島。ここに一人の囚人が送り込まれた。彼の名はフランク・モーリス。所内で以前、別の刑務所で一緒だったアングリン兄弟と彼は脱獄計画の実行を決める……。あの『ダーティハリー』の名コンビ、ドン・シーゲル監督=クリント・イーストウッドが放つ、873日をかけた脱出作戦を事実に基づいて描く脱獄映画の秀作。

 

 

脱獄不可能と言われる刑務所の

脱出劇。

 

穴を掘ったり

顔をカモフラージュするのは

よくある脱出劇の流れである。

 

アメリカの刑務所は

日本の刑務所よりも自由な気がした。

 

自由時間が多く、

私語もたくさんできる。

 

脱出後、彼らがどうなったのか不明であるが、

海辺に菊の花が落ちていたこと

写真があったことなどを考えると

映画のなかでは溺死になった可能性のほうが

大きいのではないか。

 

脱出しても

捕まらなければ脱獄成功である。

 

生死は問わない。

 

バッツが脱出に躊躇していたのは

リトマスが心臓発作でなくなったことや

失敗したときの恐怖などが反映している。

 

脱出を決意し、行動したときには

もう遅かった。

 

何かを変えたいという面を見ても

遅れると手遅れになるというメッセージかもしれない。

 

ただ、何かを変えようとしなくても

独房の中で生き続ける。

 

バッツが脱出せず生きているように。