誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

パーフェクト・ワールド を見て

 

 

1963年アメリカ。テキサス及びアラバマ州全土に敷かれた緊急捜査網をかい潜って、脱獄犯ブッチ・ヘインズは、8歳の少年フィリップを人質に逃亡を続けていた。しかし、追い詰められ、凶暴性をむき出したブッチは、一夜の宿を提供してくれた男に銃を突きつけるのだった……。 Eirin Approved (C) 1993 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

 

気になるのは

パーフェクトワールドというタイトル。

 

誘拐された子供(フィリップ)が

エホバの証人の信仰から離れ

自分のやりたいことができる世界が

パーフェクトワールドなのかと思える。

 

脱走した人(ブッチ)が

捕まらずアラスカを目指し

そこがパーフェクトワールドなのだろうか。

 

黒人家庭で

児童虐待が行われたとき

ブッチが親を縛り恐喝する。

 

ある意味、

最初から最後まで子供に優しい人物であった。

 

さらに、子供から銃を撃たれても

なお子供に優しい。

 

子供が

なかなか家に帰りたいと言わなかったのは

エホバの証人の信仰に疑問を持っていた点と

ブッチが父親がわりになっていたからだろう。

 

脱走犯が

ハロウィーンをやるようにとか

映画のなかでエホバの証人の否定 、

いわゆる宗教批判をしている映画ともみえる。

 

ブッチは銃をちらつかせ

出会った人たちを利用していくが

黒人家庭の子供の暴力だけは対応が違った。

 

黒人家庭の父親の暴力をみたとき 

自分のなかにある

正義感が爆発したのだろう。

 

キャンプをしていた家族の母親、

服屋の店員など

そのころから付箋があったとみると

おもしろい。