日大、アメフト部という組織
大学、会社、国家。
組織の規模に関わらず
組織は個人を守る義務がある。
国家は国民を守る義務があり
国籍がない人は
自分の人権をどの国家も守ってくれない。
会社に所属していない人は
ミスをしたときに
上司は謝ってくれず
雇用を失いやすくなる。
会社に所属していれば
仕事のできるできないにかかわらず
給料をもらえることができる。
関西学院大学は
怪我をした選手に対して
どういう経緯でそうなったのか説明しろと
抗議文を出した。
選手が関西学院大学の部活に
所属していて彼を守ろうとしているからである。
日大の選手は
日本大学のアメフト部に所属しているのに
組織（日大）が守ってくれていない。
弁護士と2人で記者会見をしている姿が
異常に見えたのは
組織が守ってくれなかったからである。
内田監督、井上コーチは言う。
「つぶしてこい！」という言葉は
気持ちを上げるためで
実際に怪我をさせる意味ではない。
しかし、関連ニュースを見るたびに
そういったことは後付けであり
試合の直前には、そうせざるえない状況に
なっていくことがわかる。
内田監督と井上コーチを
日大アメフト部のトップにした
日大にも責任があるように思える。
