誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

トランプ大統領がローマ法王にしたイタズラ

 

ツイッターのタイムラインに

こんなGIF画像が出てきた。

 

最初、見たときに

トランプ大統領はローマ法王に

ああいう場であんなイタズラを

するのかと、驚いた。

 

しかし、ツイートの文言には

Who made this?

誰がこれを作ったのか?

とある。

 

英語を全くわからない人が見たら

信じてしまうかもしれないし

動画だったので

すごくインパクトがあった。

 

しかも、トランプ大統領なら

そういったイタズラを

やりかねない。

 

これが本当のことなのか

面白半分で作られたものなのか

今もわからない。

 

真実を知っているのは

本人たちと

現場にいた関係者だけである。

 

フェイクニュースは

テキストによるものだけでなく

画像加工や動画編集によって

作られるようになった。

 

そして、画像加工ソフトや

動画編集ソフトが

安価な値段で発売されていて

誰でも作れるようになっている昨今、

だれでもフェイクニュースを

作ることができる。

 

しかも、右下には

アメリカ大手テレビ局のCNNの

ロゴマークまである。

 

イタズラをする手はアップで

撮られており2人の顔が見れない。

 

ピアノを弾けない

日本のミュージシャンが

PVでピアノを弾くとき

手と顔を一緒に撮らない手法と

同じである。

 

つまり、騙すための

クオリティが異常に高い。

 

 

ドイツでは

フェイクニュースの記事を

SNSの運営会社が

速やかに削除しないといけなくなるという。

wired.jp

 

しかし、

フェイクニュースの規制と

風刺画の規制は

紙一重のような気がする。

 

トランプの手を

ローマ法王が振りほどくのも

ある意味、風刺といえば風刺である。 

 

あと、何がフェイクニュースなのか

定義にもよる。

 

いまの日本政府の状況をみると

政府にとって都合の悪いことは

フェイクニュースだと

言われてしまうような状況かもしれない。

 

ポストトゥルースの時代になったいま

客観性のあるジャーナリズムが

重要だとされる。

 

日本のジャーナリズムでは

結論ありきのものや

自分の信念、信条を

全面に押し出した報道や

ジャーナリストが多い気がする。

 

そして、この客観性というものが

人間の手に作られているメディアで

どこまでできるのかという

問題もある。