誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

BS1スペシャル「“フェイクニュース”を阻止せよ~真実をめぐる攻防戦~」 を見て

www.nhk.or.jp

 

社会を混乱させる嘘のニュース、フェイクニュース。アメリカの大統領選挙でも、その影響力や危険性が指摘されてきた。そんな中、危機感を募らせているのが既存の主要メディアだ。フランスの新聞社リベラシオンは、フェイクニュースを検証するプロジェクトチームを立ち上げた。記事が真実か嘘なのかを調査しネットに公開していく試みだ。番組は、フランス大統領選のさなか、フェイクニュースを巡るチームの戦いを追っていく。

 

フェイクニュースを作るスピードと

ファクトをチェックする時間なら

前者のほうが簡単で容易である。

 

ファクトをチェックする

ジャーナリストたちは大変である。

 

移民問題のファクトをチェックしていると

ファイスニュースを拡散する人たちが

ジャーナリストたちの顔写真をアップし

批判を浴びる側になってしまう。

 

このフェイクニュースが

フランスの大統領選挙に

影響を及ぼしかねない。

 

フェイクニュースを作っている人たちは

ルペンを当選させたいが

ファクトをチェックする 

ジャーナリストたちはそれに対抗する。

 

 一歩間違えれば

メディア側がルペンを当選させたくない

という思考になりかねない。

 

メディアは社会正義のためにやっているので

極右・極左をどうしようというわけではない。

ただ事実を伝え続ける。

 

 

フランス大統領選直前

マクロン陣営の情報が流出した。

 

そのとき

偽情報も混ざっていた。

 

大量のデータをピックアップし

何が偽情報なのか探すように指示するが

量が多すぎる。

 

そのとき会社の上司から  

フランス政府が

マクロンリークスを記事にするのを

やめるよう言ってきたという。

 

そこで、

記事一つ一つチェックするのではなく

拡散した人物を突き止めることにした。 

 

拡散源はポソビエクというアメリカ人。

トランプ支持者で自国第一主義である。

 

アメリカ大統領選の

クリントン陣営のうわさや

ピザゲートも彼がやった。

 

ポソビエクと

手を組んだフランスの活動グループ、

オンエスケイピー。

 

選挙戦とはフェイクニュースと

ファクトをチェックするメディアとの戦いに

なっている感がある。

 

フェイクニュースを作っている人物とは

どんな人間なのか。 

 

日本だとPV欲しさに

フェイクニュースをつくるが

彼らはフランスのメディアや

政治の不信から来ている。

 

既存の政治とメディアが

一緒になっているという不信感。

 

 

個人個人がどんな思想を持っていても

構わないが

彼らがニュース・サイトを作り

拡散されることにより

多大な影響を及ぼしかねない。

 

社会に影響を及ぼすのは

メディアではなく

個人のニュースサイトとなっている。

 

そこにファクトや信頼性は保証できないが

自分が見たいものをみる

インターネットの世界だと

それは大きなものとなっていく。