誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

クロ現  特集トランプのアメリカ 勢いづく白人至上主義 オルトライトの実像 を見て

www.nhk.or.jp

 

もうひとつの“トランプ現象”がアメリカ社会に暗い影を落としている。「アメリカを白人の手に取り戻せ」という運動が激しさを増し、人種や思想が異なる人たちの間で激しい衝突が起きている。 “白人至上主義”を掲げる団体は全米でおよそ500。番組では、今最も注目されている リチャード・スペンサー氏に密着し、もうひとつのトランプ現象を見ていく。アメリカが世界を 牽引してきた自由や平等、民主主義といった理念はどうなるのか、徹底検証していく。

 

オルト・ライト団体 代表

リチャード・スペンサー氏。

テキサス州出身で元ウェブ編集者。 

 

ヒラリーが大統領選挙で

オルト・ライトを

批判にしたことによって有名になってしまった。

 

ハイル・トランプ。

ナチス式敬礼をする聴衆。

 

マスメディアはオルト・ライトを批判したが

若い白人男性たちが反応している。

 

若い人白人たちは

白人至上主義を知らない人たちである。

 

その一方、

オルト・ライトを嫌悪する人もいる。

 

オルト・ライトは

ワシントンに拠点を移し

トランプ政権と関わりたいという。

 

スペンサー氏

「私は多くの政治家よりも

 見た目も頭も魅力的な存在だ」

 

ゲストに来ていたパックンは

ハーバード大学で白人至上主義について研究していた。

 

オルト・ライトに共感している人は

ごく白人の一部の人たち。

反対している人の方が多いということ。

 

kkk

ネオナチ

オルト・ライト

 

オルト・ライトはもう一つの右翼という意味。 

今までのにも差別的な団体はあったが

ソーシャルメディアを駆使し

スーツとネクタイでスタイリッシュな見た目で

活動をしている。

 

アメリカでは

白人の人口が減って生きている。

 

白人が占める人口の割合は

1965年が84%。

2015年が62%。

2055年は48%とされている。

 

若い人にとっては 

常に白人が悪いとされていたが

自分たは何もしていないのに

マイノリティが優遇されているのを感じている。

 

トランプ大統領は風刺してもいいが

オバマ前大統領は風刺すると

問題になるということ。

 

白人の方が

自分たちは差別されていると思っている。

 

トランプ政権の

バノン上級顧問とミラー大統領補佐官の

存在が大きい。

 

反トランプデモをするマイノリティの人たち。

オバマ大統領は大きな期待であった。

人種差別が消えたと思った。

 

しかし、

黒人の大統領を認めたくない人たちがいて

白人差別団体が増えていった。

 

その団体と対抗するため

黒人の武装グループに入る人もいる。

対話で解決するのは不可能だと思っている。

 

中間層が落ちていって

寛容さがなくなっていった証拠である。

 

パックン、

過激なアメリカになったら

寛容なアメリカになる。

この波がきているのではないかという。

 

 

感想

オルト・ライトを支持する

若者の溜まり場での発言。

 

以前では

バカなこと言ってんるじゃないとか

少しでも上の人の説教が始まるはずだが

みんなそうだよねと認識している。

 

パックンも

トランプ政権による

人種差別は仕方がないと諦めていて

ゆり戻しに期待する考えになっていた。

 

オバマさんが大統領になって

左にいったあと

トランプ大統領になって

大きく右にそれた。

 

そのような見方は

日本で民主党政権があって

そのあとに

自民党の一党支配になっていった状況と

似ていると思えてくる。