誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

#nakedEve 女優志望ひかりさん を見て

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今週の主人公は女優志望のひかりさん、26歳。大学を卒業後、女優を目指して上京。以来4年間オーディションを受け続けていますが、鳴かず飛ばずの日々が続いています。「1年後に結果が出ていなかったら、夢を諦めよう」とリミットを決めて、自分を追い込んでいますが…。 女優を目指したのは高校の文化祭がきっかけ。大学は教育学部に進み、教員資格も取得しましたが、父親に「女優になりたい」と泣きながら土下座し、反対を押し切って東京にやって来ました。しかし女優としての収入はほとんど無いため、週5日は飲食店でアルバイトをしながら演技のレッスンを受けています。役者仲間の飲み会では「親孝行が遅くなるので心が痛い」とうしろめたさを分かち合っています。 「きっと家族は私がこんな生活をしていることを望んでいないはず」そう思ったひかりさんは、「今年1年」とリミットを決めて、故郷の両親にも気持ちを話しました。運命が変わるかもしれないNHKの朝ドラのオーディションを受け、事務所の社長と合否を確かめに行きますが…結果は1次で落選。 ひかりさんは「今年1年でダメだったら辞めようと思う」という気持ちを社長に伝えます。ところが社長の答えは「あなたは得意分野が無いのに、アピールだけしている。1年と期間を区切るより他にもっと出来ることがあるはず」と厳しくも的確な指摘を受けてしまいます。その言葉にハッとするひかりさんでしたが、両親にはもう1年のリミットを話してしまいました。そんなひかりさんに、番組が提案したこととは?

 

この番組は毎週見ていて

今回は結構おもしろかった。

 

26歳で

役者を目指しているという女性。

 

しかし、なかなか芽が出ず、

オーディションも落ち続ける日々。 

 

今年の正月、両親に

1年経ってもこのままだったら辞めると言っていたが

社長の説教を聞き、

期限を決めず納得がいくまで

女優を目指す考えになり

両親にそのことを伝えにいく。

 

両親は

やりたいだけやればいいと

やさしく応援する。 

 

 

感想

今回、こういった番組に取り上げられたから

ドラマでちょっとした役はもらえるかもしれない。

 

ただ、こういった出方をした人で

役者として成功した人はごく稀である。

 

ビューティーコロシアムに出演した

綾瀬はるかさんぐらいしか知らない。

 

ドキュメンタリー系の

テラスハウスや恋愛番組、バラエティ番組で

役者志望の肩書きで出演し

今もなおドラマや映画に出続けられている人は

なかなか見ない。 

 

自分を全部さらけ出すような番組は

役者にとって不利になると思っている。

 

電波少年

ドキュメンタリー系の企画をした人で

今も活躍している人はなかなかいない。

 

多分、役者をやる人は

どこか謎めいた部分が必要で

すべてをさらけ出してはいけないと思っている。

 

情熱大陸に出演していた

オダギリジョーさんが

ドキュメンタリーに撮られることについて

こんなことを言っていた。

 

「ふだん見れない部分を見れるのが面白いけど

 自分で出されると困るんです。 

 役者は素を見せるとマイナス部分が大きくなる。

 演じるうえで邪魔になってしまうんです」

 

「役者はミステリアスであってほしい。

 素の役者の人物像はどうでもいいと思っている」

 

「女好きだと知られてたら

 女好きな人がゲイの役やっていたら映画が見れないでしょ」