誤謬日記

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クロ現 特集トランプのアメリカ ホワイトハウスの一室で ~広がる“不寛容”の深層~ を見て

www.nhk.or.jp

 

就任直後にトランプ大統領が発した中東など7カ国の人の入国を一時的に禁止する大統領令。その後、司法判断で執行が停止されたが、政権側は新たな大統領令を出すことを示唆するなど、米国内で激しい議論を巻き起こしている。こうした政策に大きな影響を与えていると言われるのが、大統領の上級顧問を務める政権の“黒幕”スティーブ・バノン氏。元保守系ニュースサイトの経営者で、移民に極端に厳しい立場をとるとされる人物だ。番組では、バノン氏の思想的源流をたどり、トランプ政権中枢が目指す「内向きで排他的なアメリカ」の思想の全貌に迫る。さらに、フリン大統領補佐官の辞任など政権内部で起きている混乱がトランプ政権に何をもたらすのかを分析、トランプ政権の今後を読み解く。

 

スティーブ・バノン氏。

保守系ニュースサイトの

ブライトバート・ニュースに携わっていた。

 

バノン氏は

南部の労働者の家庭環境によって

保守的な考え方になったという。

ハーバード大学ビジネススクール卒業し

ゴールドサックスマンに就職した。

 

そして、リーマンショックが起き、

2年後、

ドキュメンタリー映画を制作。

その映画でバノン氏の思想が強く出ているという。

 

アメリカの経済モラルの低下が原因であり

お金持ちが助けれられ

労働者が見捨てられている。

 

この労働者の職が奪われていることについて

トランプ氏と考えを共通している。

 

トランプは

有能な移民は残すべきだと言ったが

バノンは

経済よりも移民規制を優先すべきという

強硬な意見である。

開かれた国境が国にとって有害だと考えていた。

 

一時入国禁止の大統領令を書いたのは

バノン氏だという。

 彼はトランプ政権で成し遂げたいことが

明確にある。

 

レーニン主義であり

エスタブリッシュメントを壊したいと

自ら発言する。

 

バノン氏は

白人だけどマイノリティであり

学歴は高いけど、その和の中に入れなかった。

 

エリートは白いシャツで

青いシャツはリベラルでマイノリティ。

バノンはいつも青いシャツを着ている。 

 

そして、トランプも

エスタブリッシュメントになれていないという共通点。

 

トランプ政権のなかで

バノン上級顧問は

マティスやティラーソンよりも強い立場だと

言えるかもしれない。

 

イギリスEU離脱。

イギリスのボストンでEU離脱支持が75%になっていた。

 

一方、トランプを

国賓として招待することについて

反対の署名が180万も集まった。

 

トランプ政権で 

世界中で不寛容な考えが広がるおそれがある。

 

感想

番組では

トランプ政権によって不寛容な考えが広がるおそれとあるが

移民の受け入れ人数をみると

日本も不寛容な国と言えるかもしれない。

 

小飼弾さんが

バノン氏は本当に世界を壊そうとしていると言っていた。

 

バノンはハーバード大学を卒業し

ゴールドマン・サックスで勤務をしていたので

経済的な面で鬱憤があったわけではない。

 

リーマンショックにより

労働者が見捨てられている現状に

エスタブリッシュメントを壊したいという

考えになっていった。

この考えはまだ理解できる。

 

しかし、労働者の職が奪われている原因が

移民にあると考えるには

論理的にジャンプがある気がする。

 

移民を制限することにより

エスタブリッシュメントが

不利益を講じることがあるのかもしれない。

 

都市伝説では

トランプ政権の黒幕は

シリコンバレーのピーター・ティールだと言われる。

 

現在の問題だらけのアメリカを

壊したいというのがピーター・ティールの考えで

そのためにトランプを支持した。

 

バノン氏も考えが一緒であり

アメリカを壊したいと考える

エリートが多いということでもある。