誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

NHKスペシャル 発達障害 ~解明される未知の世界~ を見て

www6.nhk.or.jp

 

小中学生の15人に1人と言われる「発達障害」。これまで、主に社会性やコミュニケーションに問題がある障害として知られてきたが、最新の脳科学研究や当事者への聞き取りにより、生まれつき、独特の「世界の見え方・聞こえ方」をしているケースが多いことがわかってきた。多くの人にとっては何でもない日常空間が、耐えられないほどまぶしく見えたり、小さな物音が大音量に聞こえてパニックになったり。その独特の感覚・認知が、実は、社会不適応につながる原因のひとつになっていたのだ。 この世界を解き明かし、周囲が理解することで、発達障害の当事者の生きづらさは軽減。さらに「新たな能力」を引き出すことにもつながると、世界の教育・ビジネスの現場が注目している。 身体障害と違い、「見えにくい障害」と言われる発達障害。番組では、当事者の感覚・認知の世界を映像化。これまで誰にも言えなかった、わかってもらえなかった当事者の思いを生放送で発信する。周囲から「空気が読めない、つきあいづらい人」などと誤解されてきた行動の裏にある「本当の理由」を知ったとき、あなたの常識が大きく変わる。

 

発達障害の人の

見え方、聞こえ方が

情報量的に普通の人と違う。 

 

発達障害の種類は3つ。

 

<ASD>

・コミュニケーションが苦手

・こだわりが強い

 

<ADHD>

・不注意

・落ち着きがない

 

<LD>

・読み書きが苦手

・計算が苦手

 

 

それぞれ、どれに属するか

というわけではなく

グラデーションになっている。

 

発達障害の人の見え方は

すごくまぶしく感じてしまい

目が痛くなるという。

 

聞こえ方では

音の洪水にさらされている感覚で

いろんな音が入ってくる。

 

スーパーマーケットの音が

パチンコ店みたいに聞こえ

普通の声でも

怒鳴られているように感じる。

 

普通の人の脳では

不必要な雑音は慣れていき

音量のレベルも下がっていく。

 

しかし、ASDの人は

雑音の慣れの機能が働かない。

 

 

人と会話するときにも

情報が多すぎて

脳が混乱してしまう。

 

カラフルのセットだと

文字の情報が多すぎて

きつくなるので

スタジオセットを変えてもらった。

 

人の顔をみて話すと

ホクロや表情など

いろんな情報が入ってしまい

話すことが難しくなる。

 

そして、

会話するときに

エネルギーを余分に使い

疲れてしまう。

 

情報のインプット量が多すぎる。

意識してうなずきをして

どのタイミングで相手の目を見たり

どういう表情をしたらいいかとか。

 

頭が痛くなったり

吐き気がしてきたりする場合がある。

 

 

ADHD

最初は物事に集中しているが

ふと目に入ってきたもので

思考が脱線する。

 

順序立てて行動する、

喜びや満足のために待つ。

そういったことが苦手となる。

 

 

LD

声に出して読むことが苦手。

 

3文字を超えると

どこで区切ればいいか

認識が難しくなる。

 

 

多少なりとも発達障害みたいな

経験は、みんなあるが

生活にどのくらい支障が

あるのかが問題となる。

 

対人関係が苦手でも

1人で黙々とできる仕事もあるし

環境が大事となる。

 

 

発達障害の二次障害がある。

ASDの最大70%が鬱という

データがある。

  

工場内の騒音。

事務職の何気ない会話。

そういったことで

仕事を続けることができない。 

 

普通にしようとすることで

エネルギーをものすごく使う。

 

イギリスでは

お店を暗くしたり

静かにさせたりする時間帯を作っている。

 

アメリカのマイクロソフトでは

こだわりが強い発達障害の人を採用し

プログラミングの

チャックの仕事をしている。

 

発達障害の人に特化した

就労支援をする会社があり

世界中の企業と取引している。

 

大阪の例、ASDの人の指示は

「適当に」とか「そこらへん」とかの

言い方ではなく数で指示するといい。

 

そして、主に経理の仕事をしている。

 

経理以外の業務もやってもらおうとしたら

ミスがでたり、

自分を責めたりするようになってしまった。

 

幅を広げることは

大きなストレスとなり

得意なことをやり続ければいい。

 

しかし、

仕事のできるできないは

やってみないとわからない。

 

 

感想

発達障害の人の見るものが

まぶしく感じたり、

雑音がうるさく聞こえるのは

初めて知った。

 

自分も心当たりがある。

もしかしたら

軽度の発達障害かもしれない。

 

iPhoneが

まぶしく感じてしまい目が痛い。

だから明るさを

すごく暗くしている。

 

聞こえ方といえば

相手の言うことが

聞き取れないことが多い。

 

上司から仕事の説明を受けているときも

どういう表情をしたらいいのか

次何を話せばいいのか。

仕事の内容と関係のないことを

考えてしまっている。

 

あんまり慣れていない人と話すときは

頭の中で思考がダーっと

巡り巡って

うまく会話が成り立たない。

 

 

 

ただ、自分は

生活に支障があるとか

気分が悪くなるまでは

いかないので

そんな重症ではないのかと思う。