誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

Nスペ マネー・ワールド ~資本主義の未来~ 第2集 仕事がなくなる!? を見て

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爆笑問題と共にお届けする経済エンターテインメント。第2回はAIやロボットが私たちの懐具合に与える衝撃。AIやロボットが、これまで人間が行っていた仕事を担うようになり、私たちは富を生み出せなくなる、当然収入も減る…。そんな時代が、もう目の前に迫っている。ラスベガスでは、カジノホテルの従業員たちがAI・ロボットに仕事を奪われることを危惧し、大規模なデモを展開。アメリカでは、ホテルなどのサービス業や農業、金融業といった様々な分野にAIやロボットが進出し、人間の雇用に置き換わっている。中国もまたAIやロボットによる自動化を積極的に進め、無人スーパーや無人宅配便などが続々と誕生している。その激しいうねりは、日本にも押し寄せている。大手銀行が昨年発表した大規模なAI導入と従業員削減のニュースは、日本中の金融関係者に衝撃を与え、多くの人が転職の道を探り始めた。AIやロボットが幅を利かせる近い未来、私たち人間はどのようにして生きていけばよいのか? 知恵を振り絞って考える。 ゲスト: 孫正義(ソフトバンクグループ社長) 新井紀子(国立情報学研究所教授)

 

孫正義は勇気がある男だと思った。

 

AIによって自分たちの仕事を奪われるという話は

人工知能の経営者としては批判の的となってしまう。

 

そこにあえて出演し

芸人や学者と討論する。

 

ロサンゼルスの労働自動化に対し

デモをするVTRが流れたあと

テレビの前で自分の意見を言うのは

なかなかできない。

 

孫正義「みんなが新しい仕事をすればいい」

新井教授「それは無責任、ついていけない人もいる」

 

しかし、人工知能の分野では

アメリカ、中国がすでリードしていて

日本が乗り遅れている現状がある。

 

さらに出遅れれば

挽回不可能となるので

ソフトバンクグループは

日本のために頑張っているように思える。

 

ソフトバンクが人工知能の開発をやめたのなら

どこも世界と競争することはできない。

 

人工知能がどんどん開発されて

雇用が減少することは

もう時代の流れであり

受け入れるしかない。

 

学者がポジショントークをして

立場の弱い人を慮っていることを表明することは

自分の人気には有利かもしれないが

本当に立場の弱い人にとって有益な意見ではない気がする。

 

世界で戦っている人間と

大学で考えているだけの人間との差が

ここで現れていた。

 

一般人からすれば

孫正義は資本家であり

国民の敵といった感じかもしれないが

ソフトバンクグループが頑張っているからこそ

日本の税収に貢献している部分がある。

 

Twitterのタイムラインで検索してみたが

日本は成功者が批判されることを

喜ぶ民族なのかもしれない。

 

アメリカは成功者を

持ち上げる文化があるが

いまはアメリカでも成功者が

批判される風潮があるように思える。

 

税回避やIT企業の一部の富の集中が

あまりにも激しくなっているからである。

 

人工知能によって

仕事がなくなり怖い怖いと言っている人は

競争に勝てるわけがない。

 

しかし、競争に勝てない人の

社会保障が必ず必要となってくる。