誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

大口病院の事件の動機 ー 嫌な仕事はしたくない

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容体の急変を見るのが嫌だった、

亡くなった遺族の説明が億劫だった。

という犯人の動機。

 

彼女にとって

ものすごく嫌な仕事であり

人が死んでもいいぐらいに回避したかった

仕事内容だったのだろう。

 

確かに

自分の勤務時間に患者さんが亡くなり

遺族に対して説明するとなると

心が重くなる。

 

これは自分の推測だが

遺族から嫌な言葉をかけられたり

説明によっては

上司からも怒られることもあったのではないか。

 

自分は悪くないのに

こんなにも言われるのなら

いっそのことと思ってしまったように思える。

 

最近、オウム事件の死刑囚の死刑が執行された。

この犯人も死刑になる可能性がある。

 

犯人の女性が

この仕事を辞めていれば

こんな悲劇は起きなかったと考える。

 

嫌な仕事を回避するには

普通に仕事を辞めればいいだけなのに、

人の命に関わることまでしてしまう。

 

嫌な仕事を回避する能力を創造的回避というが

モラル関係なく、してしまうということである。

 

 

上司を銃殺した19歳の警察官がいたが

同じようなことだったと思う。

 

この仕事を辞めたら

生活できなくなるという思い、

どうせ生活できなくなるなら

一発やってやろうということなのだろうか。

 

自分も嫌なプロジェクトがあったとき

バックレることを考えたし

嫌な上司と仕事をするのが億劫で仮病を使ったことがある。

 

美輪明宏さんの

「給料とは我慢料である」という言葉を聞いたり、

組織に所属するとはそういうことだと考えたり

もはや修行として捉えるとか

気持ちの切り替えが

考え方を変えることが必要となる。