誤謬日記

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Nスペ 大江戸 第2集 驚異の成長!! あきんどが花開かせた“商都” を見て

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第2集は経済発展の物語。去年、江戸中期の経済成長率が、同時期の世界トップクラスだったことが判明した。いわゆる「鎖国」をしていた日本で、著しい経済発展を支えたのは何であったのか?その謎を読み解くカギが、江戸一番の商業地だった日本橋に眠っていた。老舗の商家に保管されていた160年の記録から浮かび上がってきたのは、激動の江戸経済の実態や、世界に先駆けた商いの仕組み、そして厳しい競争社会の中で生まれた独自のセーフティネットだった。

 

江戸時代に

経済が急成長した理由は3つ。

 

・大名バブル(参勤交代など)で元禄文化の誕生

・武士から町人の巨大な消費マーケット

・商人たちがやったセーフティーネット

 

貧富の差が増大したとき

フランスでは革命が起こった。

 

王族や貴族は手を打たなかったが

江戸時代の商人たちは自ら対策に乗り出した。

 

幕府(政治)が何かしたわけではない。

江戸時代が300年、ある程度平和に続いたのは

商人がいたからのような気がする。

 

いまの日本も

企業が貧しい人に助けている例がある。

 

 

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人を助けることが

回り回って結局、利益なるということ。

 

徹底的に商人として

利益を上げ続けることを考えた結果が

人助けだったという見方もできる。

 

武士道と似たような商人道という

哲学が発展したおかげなのかもしれない。

 

古き日本の経営者、

松下幸之助や本田宗一郎など

自己啓発本や哲学を多く語っているのも

商人道の表れ。

 

愛を説いているキリスト教国家で

貧民を助ける政策がとれず

無宗教といわれる江戸時代で

貧民を助けるとなると、

宗教国家だからといって

それを哲学やポリシーにしているわけではない。

 

新約聖書のなかで

イエスはエルサレム神殿で商人に激怒した。

 

日本でキリスト教が馴染まない理由に

商人道というのが関係しているのかもしれない。