宇宙に隠された暗号 を見て
数学の世界的な権威、マーカス・デュ・ソートイ教授が、宇宙と生命の背後に秘められた数学的な暗号(コード)の謎に迫る、ドキュメンタリー三部作。
番組の冒頭、
大聖堂の設計が規則性のある数字でできたことや
アウグスティヌスが7という数字を重要視していたこと
三位一体の3を足して10になるとか
オカルト心をくすぐられる内容だったが
番組自体はいたって真面目な内容であった。
セミの大量発生の周期や貝の比率、
重力、虚数、円周率、幾何学など
数学の公式によって
自然界の周期や生き物の形など
規則性を発見できるということ。
そういった事例が淡々と続く、
番組後半では数学によって
物事を予測できるという展開になった。
天文学や物理学などは
計算によって未来予知しているといえる。
未来予知というよりも
確実に未来のことを知ることができる。
電車に乗って
何分にどこに着くというのも
時速や道のりによって計算された
未来を予測しているといえる。
この予言が当たること、
それが神ということになってくるのかもしれない。
人工知能による
未来予知がブームになっているが
大元は数学の公式によって導き出されている。
ギリシャ哲学、プラトンの学校アカデミアには
「幾何学学ばざるもの 入るべからず」という
文言があったらしい。