誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

皇室の結婚と週刊誌。

男系男子の皇位継承者を増やすため

旧皇族の男性を皇室に迎えるという案がある。

 

しかし、小林よしのり氏いわく

それはできない。

 

なぜなら、週刊誌が黙っていないから。

 

皇室に入る旧皇族の男性について

スキャンダル探しが始まり

本人に非がなくても

家族について粗探しが始まる。

 

そうなってしまっては

国民が納得しない。

 

最近は週刊誌の影響力がすさまじい。

  

週刊誌の見出しは

電車の中や駅の売店などで多くの人の目に入り

インターネットでも週刊誌の記事が目立つ。

 

テレビのワイドショーでも

週刊誌の記事を後追いで追いかけている。

 

もはや週刊誌が

世論を動かしているとさえ言える。

 

眞子さまと結婚する

小室圭さんについても

週刊誌のターゲットになってしまった。

 

小室圭さんの母親は

離婚歴があったり借金があったりする

普通のおばちゃんである。

 

ただ今回、問題になっているのは

借金を皇室のお金でサポートするという

話があったということ。

 

これは本当なのかどうかわからないが

普通のおばちゃんなら言い出してもおかしくはない。

 

一般家庭の結婚なら

相手側がお金持ちなら借金の肩代わり

という話はあるかもしれない。

 

しかし、皇族となってくると話が違ってくる。

なぜならそれは税金だから。

 

紀子さまが不信感を示したと

週刊誌の記事があったが

紀子さまと小室さんの母親とでは

住む世界が違うのである。

 

雅子さまや紀子さまが

皇室に受け入れられたのは

政界や学者、経済界の出身であり、

多少なりとも世俗離れしているのが

よかったのかもしれない。

 

女性宮家が創設されていないので

眞子さまは小室家にお嫁に行くことになり

我々と同じ一般人となる。

 

だから皇室の問題とは

関係ない話ともいえるかもしれない。

 

眞子さまと結婚する小室圭さんは

品があり感じのいい人だと言われているが

そんな人が結婚できなければ

誰が結婚できるのだろうか。

 

もっと難しくなるのは

悠仁親王の奥さんになられる方だろう。

 

男の子を産まなければ

神話から続く血統が途絶えるという

尋常ないプレッシャーがある。

 

このままの皇室典範の状況では

悠仁親王に嫁ぐような人が

現れるとは思えない。

 

皇室は2つの未来しかない。

 

権威を保ったまま血統が途絶え滅ぶのか

権威を失っても皇位継承者を増やすのかの

どちらかである。