誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

THE PATH/ザ・パス シーズン1 を見て

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ジェイソン・ケイティムズが製作、ジェシカ・ゴールドバーグが脚本を手掛ける挑発的なテレビシリーズ「THE PATH/ザ・パス」。このシリーズの舞台はある宗教組織。そこには、人間関係、結婚、権力などに悩まされている人々が集まり、創設者が導く理想郷に暮らそうとする家族を中心に物語が進んでいく。各エピソードでは、そこで暮らす人たちが、どういった世界に住みたいのか、どのような人生を送りたいのかを深く掘り下げていく。主な出演者は、アーロン・ポール、ミシェル・モナハン、ヒュー・ダンシー。

 

面白そうだと思い見始めた。

 

ドラマは

マイヤリズムというカルト宗教が舞台で

今までにありそうでなかった設定であった。

 

カルト宗教のなかに

家族の問題があったり

組織を維持する目的があったり

一人一人悩みがある。

 

この悩みが現実問題として

妙にありえる内容なので入り込めた。

 

このカルト宗教の目的は、

終末が訪れるので

そのときのためにこの組織に入っていれば

光がはしごがかかり自分たちが助かるというもの。

 

主人公は組織に疑いを持っている。 

奥さんは組織の上層部であり

旦那の不信な行動は浮気だと思っている。

息子は好きな女性とのデートを禁止されて

違和感を持ち始めている。

 

カルという組織のリーダーが

カリスマ性が高くて演説がうまく、

物事を荒い方法で解決したり

民衆に対して嘘をつきながらまとめていた。

さらにサイラスという上司を

殺めてしまい、それを隠し通す。

 

ハリケーンの災害にあい

父親に虐待されていた娘は

薬物がほしいがために女性と寝たり

上から言われて、男性と結婚したりする。

 

背教者であった女性は

夫が組織に殺されたと思っていて

組織に憎んでいたが

なぜか、組織に戻るようになる。

 

組織を調査するFBI捜査官は

疑いを持って潜入していたが

娘の病が回復したりと奇跡を目撃した。

 

お金持ちの老夫婦は

息子が薬物中毒だったので

組織に息子を預けて

それを最大に利用するリーダーのカル。

 

 

シーズン1の最後、

マイヤリズム創設者のマイヤー博士は

組織の上層部では寝たきりだと言われていたが

離脱した主人公のエディだけが

立っている姿を目撃したというところで終わった。

 

 

感想

海外ドラマの特徴として

先が読めないということや、

この人物がどうなってしまうのか、

そういった面白みが

最大に現に出ていたドラマであった。

 

日本でもこういったカルト宗教を

批判するというか、問題提起するような

作品があれば

霊感商法とかオウム真理教に入信する

大学生とかが減ってくるのかもしれない。

 

しかし、日本のメディアでは

カルト宗教をテーマにするのは

難しいのかもしれない。

 

カルト宗教側から圧力がある可能性があるし

よくわからないがBPOに引っかかりそうである。

ネットや週刊誌の情報だが

芸能人の方も新興宗教に入っている人が

何人かいるというのもありそう。

 

 

このマイヤリズムのシンボルが

とてもフリーメイソンに似ている。

三角が丸になっただけである。