誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

獄中からの手紙 第1回 政治と宗教をつなぐもの を見て

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「歩く」「食べない」「糸紡ぎ車を回す」といった日常的行為を通して、人々の中に眠る「内発的な力」を呼びさまそうとしたガンディー。その代表的な実践が「塩の行進」だった。わずか数人の行進が数千人もの人々を巻き込むまでのうねりとなったのはなぜか。それは「政治の中に宗教を取り戻す」というガンディーの思想の根幹に関わっている。特定の宗教を政治の中に取り込むのではなく、あらゆる宗教が違いを超えて共有できる象徴的な行為を見出し、それを政治行為に転換したガンディーの思想は、私たちの既存の「宗教観」「政治観」を大きく揺るがす。第一回は、歴史の転換点となった「塩の行進」の意味を読み解き、近代人が回避してきた「政治と宗教の本来の関係」を見つめなおしていく。

 

政治と宗教をつなぐもの

マハトマ・ガンディー。 

マハトマ=偉大な魂。

 

「獄中からの手紙」

抗議活動で逮捕されたときに刑務所で書いた。

内容はヒンドゥー教に基づく生き方で

修行場に弟子たちに向けて書いた本。

 

インドはイギリスに植民地支配されていた。

独立を目指すリーダーが現れるも

イスラム教、ヒンドゥー教の違いから

なかなか、まとまらなかった。

 

特定の宗教のシンボルで

反対活動をしても

他の宗教から反発を買うことになる。

 

ローラット法。

インド人を逮捕状なしで逮捕でき

裁判なしで投獄できるという悪法。

 

ガンディーは

暴力を暴力で返す現状にがっかりし

表舞台から消える。

 

独立だけでなく

近代文明よりも先にいった国を作りたかった。

 

1930年、 

塩の行進を行う。

約380㎞を歩き、塩を作るというもの。

 

当時のインドでは

塩を勝手に作ってはいけなくて

イギリスを通して買わないといけなかった。

 

ガンディーは

必要不可欠な塩を

イギリスが独占していたことに違和感を感じていた。

 

行進を始めて次第に

宗教や年齢、職業などいろんな人が

一緒に歩き

世界中から注目を浴びるようになる。

 

歩くという行為が

巡業という宗教的な面があった。

 

塩の行進の終着点で

たくさんの人が塩を作り

ガンディーは逮捕される。

その後も民衆は塩を作り続けた。

 

法律と真理。

塩を作ることは犯罪だったが

真理は塩を作ることであったから

真理に基づいて生きるべきだと考えた。

 

真理は神であり

元は一つだけだが

いろんな見え方がある。

そこに真理があるのではないか。

 

宗教は真理の啓示から

成り立っていたが

見え方によっては不完全である。

 

政教分離と言われるが

分けるべきではないとガンディーは考えていた。

 

宗教性を政治に取り入れ

イギリスからの独立を目指していった。

 

 

感想

塩の行進をして

イスラム教徒やヒンドゥー教の人を

まとめあげていた。

それは塩という調味料を作ったという

意味だけではない。

 

塩は生活に欠かせないものであったのが

それがよかったのかもしれない。

 

例えばこれが粘土を作って

独立運動をまとめようだったら

誰も一緒にやってくれなかったと思う。

 

しかも、個人差で作ったものに

優秀なものとそうでないものとの差があるものだと

俺の方が上手にできているだろうとか。

よくわからない方向にいってしまいそうだ。

 

塩なら誰でも簡単に作れるイメージがあるし

必要としていた。