誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

わたしを離さないで ドラマを見て

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カズオ・イシグロさんが

2017年ノーベル文学賞を受賞した。

 

原作をもとにしたドラマがあって

再放送するということで見た。

 

結局、Huluで見たのだが

サスペンス的な内容もあり

哲学的な内容もあり

おもしろかった。

 

地上波で放送したときは

重いテーマだったので

視聴率がよくなかったらしい。

 

 

小さい時から

社会とは違う価値観の環境のなかで

教育されることは

カルト宗教の子供コミュニティーだと思えてくる。

 

臓器提供をするために

クローンとして生まれ育てられる。 

 

こういったストーリーを聞くと

強制的に臓器提供をするなんて悪だと思い

臓器提供まで嫌なものだと思えてしまう。

 

しかし、臓器提供されたことに

感謝している人物も出てくる。

それが新しい命や喜びにつながること。 

 

もちろん、

人生を終わらせる臓器提供を

受け入れられない人も出てくる。

 

タイトルにある「わたしを離さないで」。

 

この言葉は2度出てくるが

やっぱりそこの部分は心が打たれる。

 

水川あさみが

最後の臓器提供に連れて行かれるシーン。

 

綾瀬はるかが

三浦春馬と残り少ない時間を過ごす時。

 

どんな人間も

いつ突発的に亡くなるかはわからない。

 

・どんな死でも受け入れないといけないこと

・自分にとって宝物を集めること(思い出)

 

このドラマを見てそんなことを思った。