誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

チェンジリング  を見て

 

 

 

アンジェリーナ・ジョリー主演で贈る衝撃の実話を映画化した超一級サスペンス!1928年。ロサンゼルスの郊外で、9歳の息子ウォルターと幸せな毎日を送るシングル・マザーのクリスティン。だが、ある日突然、クリスティンの勤務中に、家で留守番をしていたウォルターが失踪。

 

何の情報も得ずに、映画を見た。

 

後半になってから

もしかしたら実話をもとにしている話なのかと思ったが

実際にそうであった。

 

ロサンゼルス警察の堕落、

殺人事件の犯人、

胸クソ悪いことが次々とでてくる。

 

アメリカ警察がひどいことをやっているのは

2018年のアメリカでも起こっているし

大量殺人犯、子供の犯罪も

いまでも問題になっている。

 

1930年代から

アメリカは変わっていないという

風刺の面もあるかもしれない。

 

救いがない場面と

救いがある場面が出てくるが

結局、息子を亡くした母親には

救いがなく、感情を揺さぶられる。

 

ロス警察と殺人事件の裁判が終わって

日常が戻り、アカデミー賞を楽しみにしていても

心の奥には息子の件が残っている。

 

いなくなった息子に会うことを

願い続けることは

新しい人生を歩むことができず

不幸につながることかもしれない。

 

しかし、

息子と会えるかもしれないという

希望も生まれる。