走る要塞 ヒトラーの専用列車 を見て
15両編成で、対空砲や最新の通信設備を備え、総統が好んだ水洗式トイレや美容室まであったヒトラー専用の装甲列車。移動式の軍事司令部ともなった特別列車とはーーー その名は皮肉にも「アメリカ号」。長さ430メートル、総重量は1200トン。SS部隊のエリート兵士が列車内を防護し、移動時には、軍が線路脇に待機して橋やトンネルを重点的に警備。ヒトラー暗殺計画を防ぐため、ナチスは列車を深い森に潜ませるが、“要塞”のなかでヒトラーは孤立を深めていくことになる・・・当時の世界最新鋭の列車をめぐる、知られざるナチス史からのぞく、ヒトラーの新たな素顔とは?
アメリカ号の名前の由来。
アメリカという言葉が
先住民族を絶滅させ領土を奪ったという
代名詞でもあった。
アメリカと名付け
ナチス以外を絶滅させるという意味。
アメリカ号、装飾はないが、
機能性はとても充実している。
その列車で
ヨーロッパを駆け回り
各国の首脳と会談をする。
ヒトラーの人生と列車がシンクロする。
ヒトラーの全盛期には
列車はよく動きよく働いた。
ナチスドイツが敗北に陥っているとき
ヒトラーは列車で廃墟と化した町並みをみて
敗戦を覚悟した。
列車が通った線路には
ユダヤ人を移送していた列車も通る。
ヒトラーの最後、
自分が敵の手のうちに入ることを嫌い
拳銃自殺しガソリンにまかれた。
列車の最後、
敵国の戦利品になることが嫌い
ナチス親衛隊がガソリンをまき
ダイナマイトで爆破した。