ザ・プロファイラー~夢と野望の人生~「建築の常識に挑んだ異才~ガウディ~」
岡田准一がMCを務める歴史エンターテインメント。サグラダ・ファミリアの建築家として知られるガウディ。当時の建築界の常識を打ち破り、ゆがんだ形や派手な色を多用した。そこには、自然界にある形や色を建物に取り込むことで、建物を自然と調和させたいという思いがあった。なぜそんな思いを抱いたのか?そして、若い頃「俗人の建築家」であったガウディは、いつしか「神の建築家」になっていく。何があったのか?
修道院を見て建築家を目指し、
大聖堂建築のために
ミサに出席し教典まで読んだり
40日間の断食をしたりと
ガウディは宗教的な人物であった。
バルセロナ大学で建築を勉強していたときは
誰からも評価されなかったが
大金持ちから認められたことによって
成功した俗人の建築家となる。
しかし、その当時から
依頼人の好きなものを聞き
建築に取り入れていた。
例えば
タイル会社の社長だったら
建築にタイルを施したり
なくなった旦那がキノコが好きだったら
建築にキノコをあしらったりした。
人を観察し、内部のデザインまで
考えて建築する。
俗人の建築家の時でも
人間のことを思った建築をしている。
神の建築家と呼ばれたときも
神や信者のための建築をしているとしたら
本質的には何も変わっていないのかもしれない。