誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

黒塗りメイク問題について

www.bbc.com

 

日テレのコンプライアンス部は

何をチェックしているのだろうか。

 

民法のテレビは日本だけで流れるものだが

問題が起きれば

それがすぐさま世界へと発信される。

 

よって

世界倫理基準で番組を放送する必要がある。

 

結論、高給取りの日テレ社員のチェックが

甘かったということ。

 

そんななか

「キミの心の“ブラック・ピーター”」という

番組をみた。

 

白人の聖ニコラスと

黒人のブラック・ピーターに扮し

お菓子をあげるオランダのお祭り。

 

その伝統ある祭りが人種差別の問題となった。

 

白人と黒人では

白人のほうが有利に社会を生きることができる。

 

番組の実験。

白人と黒人が自転車を盗む振りをすると

白人は心配されるが

黒人は悪事をしたと思われる。

 

しかし、これは実験した場所が

ヨーロッパだったことが

関係しているのかもしれない。 

 

アフリカでその実験をしたら

違う結果になるのではないか。 

  

ただ、やっぱり外国は

人種差別に対して正面から

向き合っている感じがする。

 

 

それは

人権意識、自由、平等、友愛という

普遍的な価値観があるから。

 

あと何よりも

黒人奴隷の問題があったからである。

 

その反省があるから

黒人の肌の色差別は敏感にならざるを得ない。

 

差別は無知とか無意識で起こってしまう。

 

といっても

オランダ人のディレクターも

知らず知らずのうちに黒人に対して偏見を持っていた。

 

そういったことに気にかけないといけない。