誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

新約聖書 を読んで

 

 

 

新約聖書を一通り読んで見た。

しかし、ヨハネの黙示録は読んでいない。

 

ヨハネの黙示録を読まなかったのは

その章にイエスの教えに関する部分は

書かれていないと感じたからである。

 

 

高校生のときに

無料で新約聖書がもらえるということで

もらった記憶があるが

当時は全部読もうとは思わなかった。

  

マタイによる福音書

マルコによる福音書

ルカによる福音書

ヨハネによる福音書

 

この4つの福音書には

イエスについて書かれており

だいたい同じような内容である。

 

新約聖書はとにかく長い。

ただ、その読んでいる間

ずっと神を意識することになる。

 

この本のイエスの言葉には

よく注釈が書かれている。

 

イザヤ書、レビ記、詩篇などから

ナザレのイエスは言葉を引用している。

 

とても熱心なユダヤ教徒だったことが

よくわかる。

 

旧約聖書からのたくさんの引用をみると

新約聖書を学ぶためには

旧約聖書も理解する必要があるのだろう。

 

「隣人を自分のように愛しなさい」とは

イエスの言葉と思っていたが

旧約聖書にすでにそういった教えがある。

 

行き過ぎたユダヤの律法に関して

異議を唱えるイエスは

ユダヤ教の改宗者だと言っていい。

 

使徒言行録になると

イエスと直接会っていない

パウロらが書いた書簡が元になっている。

パウロは文章がとても上手である。

 

ただ、パウロの考えたことが

本当にイエス・キリストが

伝えたかったことなのかという疑問が出てくる。

 

しかし、イエスがパウロを選んだので

パウロ書簡もイエスの教えと考えるべきなのだろう。

 

イエスが言ったユダヤの新しい教えと

パウロが書いたキリストの教えが

合わさった教えが、キリスト教である。

 

キリスト教の教祖は

イエスではなく、パウロであると

よく言われるが新約聖書を読むと

なんとなく理解できる。