誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

とんねるずの炎上について

笑っていいとも!の最終回で

ダウンタウンと、とんねるずが

同じ画面に登場したことが

伝説みたいになって

ネットで賑わっていたし

しばらくはテレビでも

その話題が続いていた。

 

しかし、

30歳付近の自分としては

ダウンタウンととんねるずよりも

ダウンタウンと爆笑問題のほうが

衝撃的であった。

 

彼らには本当に不仲説が流れていたし

実際に、いいとも!でも

微妙な距離感であった。

 

30歳以下の人にとって

とんねるずとは、どういう存在なのか。

 

昔はすごいおもしろくて

すごい売れっ子だった芸人さんで

中年芸人から目標とされる芸人。

 

しかし、最近はフジテレビとセットで

批判されることが多い。

 

 

とんねるずの石橋さんが

アイスクリーム屋でバイトをする企画を

たまたま見ていたら

従業員の方をバカにしていて不愉快だった。

 

そのことを同じ芸能界にいる

西川貴教さんが批判するという

自体にまでになった。

 

www.huffingtonpost.jp

 

今回、番組の30周年で登場したキャラクターが

LGBTの人や一般の人からも批判を浴びている。

 

確かに、このキャラクターも問題だが

これをおもしろいと思っている

テレビ制作者も問題である。

 

世間がおもしろいと思っていることと

自分たちがおもしろいと思っていることの

乖離がとても激しい。

 

さらにこの内容が

社会的偏見を生むこととなっている。

 

この番組内容に

評論家の荻上チキさんがラジオで怒っていた。

 

荻上さんがあんなに怒っていたのは

現状のLGBTについて

世間の人の理解がいかに足りてないか

知っていたからだと思う。

 

昔のキャラクターを登場させた理由として

番組30周年ということで

視聴率的に失敗できないということ。

 

昔人気だったキャラクターを出せば

昔、テレビを見ていた人も

見てくれるだろうということなのだろう。

 

これだけ炎上すると

番組のホームページで

何かコメントを発表しているかと

思ったら特にしていなかった。

 

www.fujitv.co.jp

 

番組に寄せられたメッセージを読むと

おもに20代、30代の女性の投稿で

おもしろかったですというコメントのみである。

 

 

とんねるずが

こんなにも落ち目になってしまい

ネットから嫌われるようになった理由。

 

それは演出であっても後輩からの

いじりがまったくないことにある。

 

ダウンタウンは

コントや番組のノリで

後輩からタメ口や

バカにされたりということがある。

 

爆笑問題も

後輩からいじられることがある。

 

とんねるずには

この後輩からいじられている

イメージがあまりない。

 

とんねるずに対して

頭を叩けないし

やっても敬語ツッコミぐらいである。

 

だから視聴者的には

パワハラ気質に見えてくるし

おもしろいと思えないということだと思う。

 

フジテレビが、とんねるずを切れないのは

昔、活躍してくれた恩があるからなのだろう。