誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

引き寄せの法則について思っていること

2007年に

「ザ・シークレット」が

日本で発売されて10年になる。 

 

 

いまでは、引き寄せの法則本は

ごく一部のスピリチュアル好きな人にしか

手にとらない本となっている。

 

自分はこの引き寄せの法則について

ずっと調べていて、

なんとなく仕組みは理解できた。

 

実際の効果としては

実現したものもあれば

実現していないものもある。

 

実現したものといえば、

やってみたかった仕事を

上司の計らいでやらせてもらえたこと。

欲しかったゲーム機を買ったこと。

 

いまだに実現していないものは

高級マンションに住むとか

そういったものである。

 

引き寄せの法則で重要なのは、

願いが叶ったときの感情を感じ

感謝すれば実現するとよくいわれる。

 

このとき大事なのは

自分が求めている状態にならないこと。

そうなってしまうと、

求めている状態が引き寄せられてしまう。

 

宝地図というメソッドがある。

自分が欲しい物の写真を

常に目に見えるようにして

イメージすれば実現化するという。 

 

しかし、自分が思うに

宝地図を作るのはあまりよくない。

 

それは宝地図の写真を

チョイスしているときや

眺めているときに

自分がそうなってないからやってるんだと

求めている感がすごい感じてしまう。

 

 

そして、もう一つ気になるポイントがある。

それは自分の中にある神

(分魂、内なる神、内なる存在) のことである。

 

神との対話や斎藤一人さん、

エイブラハムらが

この引き寄せの法則を語るときに

内なる存在について語っているのである。

 

なぜ、引き寄せの法則なのに、

自分の魂が神であって、

他の人の魂も神であることを

認識することが大切となるのか。

 

それは、

自分の魂(内なる存在)によって

引き寄せの法則が発動するからだという。

 

マーフィーの成功法則のなかにも

神に祈っている文言がたくさんあり、

それは内なる存在のことを

言っているのだと思った。

 

ジョセフ・マーフィーは

この内なる存在のことを

潜在意識といった。 

 

そして、この内なる存在は、

自分の中にあり

他の人の中にもある。

 

引き寄せの法則は 

カール・ユングのいった

集合的無意識、シンクロニシティとも

繋がっているのかもしれない。

 

つまり、

自分の内なる存在に

自分の願いを伝えれば

他の人の内なる存在にも影響し

見えない力によって

現象化していくというシステムだと

理解している。 

 

どうすれば

自分の内なる存在に願いを伝えられるか。

 

アルファ波の状態や瞑想状態で

自分の理想をイメージしたり、

祈りの言葉で伝えてたりして

自分の内なる存在に感謝するということ。

 

 

さらにこの引き寄せの法則の話で

よくある疑問が、

じゃあ貧しい国に生まれた人は

引き寄せの法則で

豊かな生活ができるのかということ。

 

例えば自分が

ものすごい貧困で治安の悪い国に

生まれたとする。

 

引き寄せの法則を活用して

なんとか安心して安定した暮らしがしたい。

 

しかし、その国から

脱出することを考えて

実際に行動しなければ、

違う国で豊かな生活が送れることはない。

 

引き寄せの法則というと

自分は何もしないで

待っていればいいといった

誤解があるのかもしれない。

 

だた、引き寄せの法則を活用すれば

うまくいくチャンスがくるかもしれない。

 

それは、

内なる存在のなかで

みんな繋がっているからである。

 

 

<引き寄せの法則のまとめ> 

・自分の中には内なる存在(神)がある。

 他の人にも内なる存在が(神)ある。

 その内なる存在は、すべてつながっている。

 

・自分の内なる存在に願望を伝えるには

 瞑想をして、アルファ波の状態にしてから、

 祈りの言葉を唱えたり、願いが叶ったイメージをして

 実現させてくれた(過去形)内なる存在に感謝する。

 

・求めてはいけない。

 宝地図など執拗にやってしまうと

 願いが叶っていない自分が

 イメージとなってしまうので注意。

 

・引き寄せの法則はチャンスであって

 思考、言葉、行為で

 実現化していかないといけない面もある。

 

 

※ただ、引き寄せの法則といえども

人生の青写真で、大病を患うとか

ものすごい人生の転機があるとか

引き寄せの法則では

変えられないものもあると思っている。