誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

覆面リサーチ ボス潜入「保育介護会社」 を見て

 

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手企業の社長や役員「ボス」が、素性を隠して自社の現場に潜入、会社の課題を発見し、最後に正体を告白、課題解決策を提示する。イギリス発海外人気番組の日本版、シーズン2(全10回)。日頃あまり目立たない現場の人々がヒーローになる、痛快ファクチュアル・エンターテインメント。7回目は保育・介護を全国で展開する企業。シリーズ初の女性ボス登場だ。慣れない現場仕事に苦戦。働く母としての葛藤があふれ、涙・涙に。

 

創業者の娘であり

イギリスに留学し経営を勉強し

外国人の旦那がいる

パーフェクトな経歴を持っている女性。

 

現場仕事では

人の話を最後まで聞かない。

落ち着きがなく、せっかちになる。

 

これは慣れていない仕事では

よくあることである。

 

保育士の仕事は多岐にわたり

園児の様子を

写真でとったり文章を作成して

資料としてまとめることまである。

 

学童保育では

会社の方針と

現場仕事をしている人の間に

仕事のやり方というか価値観に違いがあった。

 

会社は英語や科学実験などを

学ばせたかったが

現場は友達と遊んだり

学校の主題を手伝うことをしていた。

 

現場の人いわく

詰め込みすぎると、子供達に悪いと思って

会社のカリキュラムをやらないという選択をしていた。

 

日帰りで高齢者の介護サービスをしている部門。

 

支社長が来て、潜入しているのが

声質でバレてしまった。

 

高齢者がピアノを弾いて自ら歌を歌う。

そのピアノの弾いた方は認知症があり

何回も同じ演奏する。

周りで聞いている高齢者の方が

飽きてしまったりするので

違う曲を導くのも大事だという。

 

この介護施設は黒字化しないと

継続が危ういという。

 

黒字化のために

スタッフ的には営業をしたいという。 

 

ベビーシッターサービス。

働く女性のため必要であり

人手不足が問題であった。

 

子どもが 

食べたくないと駄々をこねていたが

歌を歌ったりして

食べさせたり、昼寝をさせたりと

とても忍耐と技術がいる仕事であった。

 

さらに夕食のお供えの料理をしたり

寝ていても3分おきにチェックをし

母親の誕生日プレゼントまで

子どもと一緒に作るという多岐にわたっていた。

 

感想

保育と介護の仕事が、激務で薄給であると

ネットでも盛り上がることがある。

 

今回の会社が

薄給なのかはわからないが

激務であることは感じた。

 

しかし、

今回の潜入リサーチの結果、

パソコンを増やしたり

保育士に旅行をプレゼントし

子どもたちをキャンプに連れていったり

本場イギリスの保育学校に留学したりと

この会社はお金を従業員に出す

風潮があったのでよかった。

 

現場の人たちは

本社の人以上に子どもたちや

高齢者のことを考えていた。

 

現場で接する時間が多いので

それはそうなのだが

そうなると本社の存在意義が

なくなってくるかもしれない。

 

過去の潜入リサーチした会社をみると

この会社に限ったことではなく

現場の方が仕事のことを理解しており

次、どうすればいいのかという

提案が出てくるのである。

 

現場vs本社の対立は

どの会社でもあるということなのだろう。