誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

AbemaTVは本当に大丈夫なのか?

www.nikkei.com

 

AbemaTVが

結構伸び悩んでいるらしい。

 

 

しかし、その記事に反論するように

サイバーエージェントの藤田社長がブログを更新した。

ameblo.jp

 

確かに無料のリードの部分だけ読んで

AbemaTVは業績が悪いのかと思ったが

そうでなく年始年末はとくに視聴者が多く

良い業績をあげたらしい。

 

これは 

AbemaTVの業績が悪いというニュースを

現実味のある話だと思った人が

結構いたということでもある。

 

テレビ業界が不景気だという話は

ネットや週刊誌でバズりやすいネタである。

AbemaTVもテレビ業界の一員であったということである。

 

 

民放のテレビ局は

開局当時、赤字が続き経営がとても困難であったが

電通がお金を出し

なんとか存続でき今に至るという話を聞いたことがある。

 

だから民放は電通に貸しがあり

電通に対して批判的なニュースを

取り上げることができないという。

 

 

それと同時に

映像でお金を得るということが

とても難しいということでもある。

 

さらにインターネットとなるともっと難しい。

UstreamBeeTV厳しいといわれるし

番組がつまらなかったらYouTubeに行ってしまうのである。

 

いまは

HuluやNetflixが流行っているが

コンテンツが良質だから人気が出ていると思う。

 

AbemaTVのコンテンツ力で

どこまでいけるのかも謎である。

 

 

AbemaTVの悪いところ。

好きなときに好きな番組を見れない。

放送時間にあわせて

画面を見ないといけないというデメリットを

受け継いでいる。

これは見逃しやすいし

見逃してしまったら見る気が失せてしまうのである。

 

さらに番組の途中で

広告動画が挿入されるところが

自分的にはダメであった。

 

これは

映像というものを作品として

見ていない人たちがやることではないかと思っている。

その一方、

お金をもらわずに見るとは

そういうことでもあるなと思った。 

 

さらに、ほとんどの人は

パソコン画面でAbemaTVを見ていると思う。

 

パソコンで動画を見ることと

テレビ画面で見るということは全然違う。

 

パソコンは集中してみないといけない。

他にウィンドウを開いて

検索やTwitterなどの誘惑がたくさんあるのである。

 

しかし、テレビは

ただつけているだけでも

気をとらわれることは少ない。

 

 

そもそもサイバーエージェントの社員さんたちは

AbemaTVを見ているのだろうか。

 

番組のADをやっているとき

テレビを一切見ないディレクターが何人かいた。

テレビが家にないというディレクターもいた。

そういう人たちが編集したものは

クオリティが低くかったり

つまらないのが出来上がってしまうというのが実感としてある。

 

 

ニコニコ動画の取締役だった

西村博之さんは

自分でもニコニコで生配信をしたり

有名な生主を見て知っていたりする。

 

そういうことだ大事だと思っている。

 

転職求人サイトで

AbemaTVを映像編集や

番組制作の仕事情報がたくさんあったので

その人たちのためにも頑張ってほしい。