誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

グローバリズム以後 を読んで

 

 

トランプ氏の米大統領選の勝利を予見!  米国一極支配の終わりを予見したベストセラー 『帝国以後』から十数年を経て、世界を簒奪する グローバリズムの「後に来るもの」を見通す一冊。  英国EU離脱と移民により解体に向かう欧州 白人死亡率の上昇が如実に示す米国の疲弊 とまらないテロと憎悪の連鎖――。 各国で中間層が崩壊し、民主主義が危機に瀕している。 どの国もうまくいかない歴史の大転換期。 貧困と戦争は避けられるか?われわれはどこへ向かうのか?  トランプ氏勝利を予見した最新ロングインタビューをはじめ、 朝日新聞によるインタビューが一冊に。 現代世界の奔流が手に取るようにわかる! 

 

あまりにもたくさんの事柄についての

考察があり

一概にどれが

印象に残ったとかはない。

 

強いて言うなら

あとがきである。

 

新聞記者の仕事は

朝、夕、どんな記事を書くかで頭がいっぱいであり

せめて長期的な視点から

物事を考察する必要があるということで

エマニュエル・ドット氏を

見つけたという。

 

今はトッド氏はとても人気だが

この人気が日本だけのものなのか

1998年からのインタビューしており

朝日新聞の先見の明があったのか。

この朝日新聞の記事から

人気が出たのかが気になってくる。

 

トッド氏の言っていることは

保護主義の推奨

アメリカの影響力の低下

EUの崩壊

イギリスのEU離脱は賢い選択をした

フランスのエリートはひどい

ユーロは不平等なのでやめたほうがいい

ドイツの経済はすごい

日本は極東というよりも極西

 

フランスのことについて

極めて厳しく意見をいってる。

それは彼がフランス人ということもあるし

よきフランスを知っているからかもしれない。

 

今のフランスの寛容のなさは

日本にいる自分としても違和感を感じる。

 

 

matome.naver.jp

 

私はシャルリでないと言った

トッド氏はフランス国内で批判の的になったらしい。

 

フランスのエリートは理解してくれているが

国民はこのことを理解していない。

そして、指導者も理解していない。