誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

「森友」文書 書き換え 

 

「私の名前や妻の名前があったら辞任する」

この安倍首相の発言により

文書が書き換えられた可能性が高い。

 

森友問題は国有地の払い下げに

首相が直接関わっていたかどうかが問題であり

そこまで大きな問題ではないと思っている。

 

もし関わっていたとしても

首相が素直に謝れば済む問題のはずである。

 

しかし、

自分は何も悪くないというスタンスを

貫き通したことにより、

官僚が忖度せざる得ない状況となってしまったのが

事の顛末だと思う。

 

そう考えると

諸悪の根源は安倍首相のこの発言のような気がする。

 

書き換え前の書類には

安倍さんや昭恵さんの名前があり

これでは首相が辞任してしまうので書き換えた。

 

こんなにも官邸に気をつけうことになったのも

内閣人事局という

官僚の人事を内閣が行うことが影響している。

 

官僚は出世主義だとよく言われ

彼らの生きがいが出世だとしたら

内閣の顔色を伺うのも無理はない。

 

公文書の勝手な書き換えによって

国会でやっている議論や役所の文書が

何も信用に値しないことになっていることが

一番の問題なのである。

 

www.asahi.com

 

公文書は、行政の政策決定が正しかったのかどうか、国民が判断できるよう適正に保管されるべきものだ。その改ざんは国民の「知る権利」を侵し、歴史を裏切る行為である。

 

ビデオニュースの神保哲生氏いわく

安倍首相の記者会見は

用意された質問に

用意された原稿を読んでいるので

会見ではなくパフォーマンスだということを

いつも言っている。

 

この安倍首相のパフォーマンスは

記者会見だけでなく国会質疑にもあらわれ

何かを取り繕うことをずっとしてきた。

 

弱い首相を国会中継で

国民の目に見られるわけにはいかない。

 

完璧な内閣総理大臣という役を

安倍晋三はずっと演じ続けていたとみると

新しい見方ができるかもしれない。

 

安倍首相のすごいところは

総理大臣という激務を7年間もできることである。

 

しかし、その7年間続けてこられたのは

何かを取り繕い続けたからかもしれない。