誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

アナザーストーリーズ「羽生善治 史上初の七冠制覇~ヒーローに翻弄された男たち」 を見て

www4.nhk.or.jp

 

1996年2月14日。前人未到の7冠独占を成し遂げた将棋界の天才・羽生善治。その圧倒的な強さが変えたのは、将棋の常識だけではない。彼を取り巻くライバルたちの人生すら激変させた。あの瞬間、敗者として背中でフラッシュを浴びた先輩・谷川浩司が、21年の時を超えて明かした葛藤。そして小学生時代からのライバル・森内俊之が、胸に秘めてきた思い。頭脳の戦士たち、盤上を飛び越えたアナザーストーリー。

 

羽生善治さんは

タイトル7冠全部取ったこ

すごい棋士である。

 

その一方で

他の棋士たちや将棋界などは

困惑する事態になっていた。

 

加藤一二三名人を破り 

若手スター棋士になった谷川浩司さん。

 

少年時代から

羽生さんのライバルであった森内俊之さん。

 

みなそれぞれが

羽生さんの登場によって

苦い思いをしている。

 

特にベテラン棋士の方々。

 

将棋界は

歴史や伝統のある業界である。

 

その都度、世代交代を果たし

文化も変わっていったが

羽生さんの登場はその瞬間ともいってもいい。

 

棋士にとって将棋は生き様であり

勝つため相手の不注意を誘うこともした。

 

しかし、羽生さんは

将棋はゲームと言い切り

パソコンを使い将棋を分析する。

 

それまでの棋士にとっては

今までの自分たちを

否定された感があったのかもしれない。

 

羽生さんに対する 

バッシングもあったが

勝ち続けることで皆が納得していく。

 

勝つためにはなんでもする。

 

羽生さんがパソコンを使い

将棋を勉強したのも

従来の棋士とは変わりがない。

 

加藤一二三さんに至っては

勝つために洗礼を受けて

クリスチャンになった。

 

2017年の現在、羽生さんの身にも

世代交代の波が起こっている。

 

www3.nhk.or.jp

 

藤井聡太四段。

あまりにも勝ち続けたため

彼を否定するコメンテーターもいた。

 

www.huffingtonpost.jp

 

しかし、これはある意味

将棋という勝負の世界に

対する侮辱なのではないだろうか。