誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

ザ・プロファイラー 夢と野望の人生「華麗なる一族の光と影~ロックフェラー一族」 を見て

www4.nhk.or.jp

 

初代ロックフェラーが石油で富を築いてから、およそ150年。誰もが憧れる大富豪であり続けるロックフェラー一族。しかしその陰で、富を手にした者ならではの、葛藤の数々があった。最大の課題は、キリスト教徒として、膨れ上がる富をどう社会に還元すればよいか。初代以降、さまざまな模索が続いている。一方、第3世代以降は、ロックフェラーという名の重荷に苦しむ者もいる。ロックフェラー一族の、知られざる実像に迫る。

 

 初代、ロック・D・ロックフェラー。

スタンダード・オイル創業者である。

 

次々とライバル会社を倒産させたり

買収したりして世界一のお金持ちになった人である。

ロックフェラーがいたからこそ

アメリカという国が工業国となりえたという面がある。

 

石油という新しい産業に

法律がついていかず、どんどんお金儲けができた。

これは今の世界の大手IT企業に似ているかもしれない。

 

スタンダード社がバッシングされる理由について

自由や平等を重んじるアメリカ人が

大企業について違和感を感じていたからであると。

 

とにかく初代のロック・D・ロックフェラーは嫌われていた。

しかしジュニアが慈善事業などに力を入れ

ロックフェラーの名を回復したといわれる。

 

3世代の男5人兄弟はブラザーズとよばれ

アメリカ副大統領、銀行の頭取、州知事など

経済界だけでなく多方面な活躍をする。

 

しかし、4世代にもなると

ロックフェラーという名はたんに重みにしかならず

ロックフェラーという名を放棄する人までいた。

 

現在唯一、ロックフェラー家をつなぐもの

それは慈善事業であるとのこと。

 

ゲストの

星野リゾートの社長や石原良純さんの

意見が違いながらも

多方面な意見がありおもしろかった。

 

石原良純さんは二世である観点から

ロックフェラーの名で生まれることが

どういうことか、意見を言っていた。

 

子どもが事業を受け継ぐというのは難しいし、

その経験をした息子は孫に対して

寛容になり受け継ぐということに稀薄なる。

 

星野さんは経営者の立場から

ロックェラー一族について語っていた。

 

ジュニアは石油事業について才能はなかったが

慈善事業に対する才能を発揮し

今もロックフェラーの影響があるのは、そのおかげであるとのこと。