誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

アナザーストーリーズ「衝撃の超能力ブーム~スプーン1本、人生が変わった」 を見て

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今から42年前、ユリ・ゲラーがテレビで見せた“超能力”は、日本中にブームを巻き起こした。あの時、スタジオではいったい何が起きていたのか?番組ディレクターの証言と、正体を見破ろうとした手品師の視点から、「スプーン曲げ」の真相を推理する。テレビを見ていた人の中にも「スプーンが曲がった!」という報告が次々上がったのはなぜなのか?イスラエルに住むゲラー本人も直撃。希代の超能力者は今、何を語るのか?

 

矢追純一といえばオカルト評論家のイメージだが

元々は日本テレビの社員ディレクターである。

 

ユリ・ゲラー矢追純一との初対面で

「矢追とは前世で兄弟だったんだ」と言われたらしい。

これはユリ・ゲラーが前世が見えてたのかという点と

人の心をつかむために言った点

2つの可能性がある。

 

トリックをみたときに

海外の人はマジックを楽しみにみているが

日本の人はネタを暴いてやろうと見ている。

 

矢追純一はゴールデン番組で

ユリ・ゲラーを出演させる。

矢追純一いわく「結論はどうでもいい」

 

番組当日の生放送の午後8時35分。

視聴者にむけて念力を送り

視聴者もスプーン曲げをやる企画。

35分にした理由は

細かい数字の方が印象に残りやすいから。

 

超能力について矢追純一

「わからないことが大事。

 わからないから心に残る。」

 

ユリ・ゲラーが出演した番組の影響力はすごく

人生が変わった人が多々いる。

 

少年エスパーとして有名になった

秋山眞人さんは現在

占いのサイトの運営に携わる仕事をしている。

 

Mr.マリックは手品師である。

ユリ・ゲラーの生放送をみたときは

本当に超能力があると思うほどだったという。

 

Mr.マリックがやっていることは手品であった。

世間の超能力ブームにより、手品が下に見られる風潮ができた。

超能力は手品よりも上だという世間の反応が

Mr.マリックにとっては大打撃だった。

 

自分の手品は本当に人を驚かせていなかったということ、

とにかくスプーン曲げの仕組みを理解したいという気持ちが

Mr.マリックにとって人生を変えるポイントとなった。

 

アメリカの手品師

アメージング・ランディと会い

スプーン曲げのロジックについて学ぶ。

この人は、超能力はカルトにつながると

ユリ・ゲラーを批判していた人であった。

 

視聴者がスプーン曲げができた理由ついては

初代、引田天功に聞きに行き、

催眠術だということを理解する。

 

学者の間でも

ユリ・ゲラーはマジシャンなのか

超能力なのかは意見が分かれるという。

  

ユリ・ゲラー

貧しい移民の子であった。

子供のころ、スプーン曲げができた。

母親が貧しかったため

この力を利用してお金持ちになりたいと思った。

 

超能力に対して

バッシングがあったことについて

批判があってこそ有名になれた。

オスカーワイルドの言葉を引用した。

「噂されることより悪いことは

 噂されないことだ」

 

ユリ・ゲラーは自分自身のことを

エンターテイナーと言った。

 

現在、現地でもスプーン曲げをして

若者を楽しませている。

 

Mr.マリックと矢追純一

ユリ・ゲラーについて

エンターテイナーだということで一致している。

 

 

番組をみて思ったのは

サティア・サイババである。

 

サイババを知ったきっかけは

高橋歩さんの本で読んだからである。

 

白い粉を出したり

金のアクセサリーを手の中から出現させ

インドの聖人と言われる人である。

90年代、日本でサイババブームが起きていた。

 

今はもう亡くなっているが

インドで教育や病院をたて

現地ではかなり評価されている。

 

サイババは教育や医療や宗教などの大切さを説いてきたが

人々が興味を持つきっかけとして

不思議な現象を人々に見せていたと考えている。

 

ユリ・ゲラー

スプーン曲げをする理由は

人を楽しませたいという気持ちからであると思う。