百田尚樹さんは、放送作家
FCCJで百田尚樹氏会見。
— umekichi (@umekichkun) 2017年7月5日
安倍の秋葉原演説に百田氏「テレビ局は画像の切り取りをやった。画面を見ると聴衆全員が安倍帰れの映像に見える。一角だけ集結していた」
記者「私はあの場所に行ってました。全方位から声が上がった。貴方は行っていたか?」
百田氏「行ってません」
素晴らしい。 pic.twitter.com/vGcyhYqfVt
自分がテレビ番組の制作を
やっていたころ
放送作家がすごく嫌いだった。
テレビ番組をつくる仕事は
多岐にわたりいろいろあるが
一番いらないのは、放送作家である。
会議で一言も発言しない人もいれば
番組と全く関係ない話をする人もいれば
現場の事情をわからず、適当にアイデアを出し
責任を待たない人が多い。
この責任がない発言が違った企画となり
良いものができる場合もあると思うが、
基本テレビ局員のアイデアが
絶対である。
放送作家は、責任なく好き勝手言う。
百田尚樹さんは放送作家であり
こういった気質があるのだと思う。
普通の放送作家が、なぜこんなにも
注目されてしまったのは
小説が当たったことと
首相とお友達であることぐらいしか
思いつかない。
しかし、それで社会の表舞台に立ち
影響を与えてしまう怖さ。
百田尚樹氏のWikipediaから。
百田自身は「私は大阪ローカルのお笑いのテレビ構成作家であり、へんずり好きの三流のエンタメ小説家である。政治的思想などは何もない。深い哲学もない。ただ、一介の愛国者にすぎない」といった発言をしている
この発言を見る限り
彼自身、有名であることの
意識がないと思われる。
ずっと裏方をやっていた人間が
表舞台に出てくると
自分の発言の影響力の自覚が
ないのかもしれない。
しかし、問題なのは
自分は愛国者だと言っていることである。
心の底から愛国心がある場合、
「自分は愛国者だ」とは言わない。
そんなことは当たり前だからである。
そして、それが言葉と行為によって現れる。
口先だけで「自分は愛国者」だと言う場合、
なにか劣等感的なものを感じてしまう。
百田尚樹氏の発言を見る限り
日本を良くしたいという思いが
感じられない。