誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

海に消えたプラスチック を見て

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世界の海に流出する大量のプラスチックごみ。その実に99パーセントが海面から消えていることが判明した。消えたプラスチックの行方を探ると見えてくる驚きの事実とは。  本来、海を浮遊しているはずのプラスチックごみ。陸に打ち上げられたり、南極の氷に閉じ込められたりするものもあるが、それでも何百万トンもの行方が不明のままだ。時間と共に微小なマイクロプラスチックとなることは知られているが、それで全てを説明できるわけではない。深海の沈殿物から人間が食べる魚介類の内臓まで、あらゆる分野で行われている調査を取材し、現代のミステリーを追跡する。

 

海洋学者は

1980年代から

プラスチックゴごみの調査をしている。

 

海流によって

ごみベルトが集まる。

 

しかし、

このごみベルトでのプラスチックごみが

年々減ってきている。

 

プラスチックの生産量と

廃棄量を調べると

海で見つかるのが少なすぎる。

 

海洋生物が

プラスチックごみを

摂取していたら

生態系の異変が

起こり得る場合がある。

 

しかし、

このプラスチックごみの

回収は不可能である。

 

フランスの潜水艦で

プラスチック調査したら

海底の底の中に入ってる可能性がある。

 

プラスチックは

ごみベルトに収まっておらず

たえず移動している。

そして、 

マイクロプラスチックになっていく。

 

網で回収しようとも

小さすぎるので回収できなくなっている。

 

マイクロプラスチックは

増加していく。

なぜならプラスチックが

マイクロプラスチックになっていくからである。

 

深海にもマイクロプラスチックがあり

深海に住む生物にも影響がある。

 

食物連鎖によって

広範囲による汚染がある。

 

プラスチックには

様々な添加剤が加えられている。

 

化学物資が付着したプラスチックを

魚に食べさせるという

実験を水槽でしたら

魚の肝臓に腫瘍が見つかった。

 

人体に影響はないという見方もある。

 

人間が食べる魚にも影響があるのだろうか。

人間が食べる

魚にもプラスチック片が見つかった。 

 

貝類の場合、内臓を取らず

そのまま食べるので

マイクロプラスチックを摂取していることがある。

 

ほとんど小さいため

学者の研究結果では

人体にそんな影響はないという。

 

プラスチックは別の臓器に

移動するのかという問題。

貝類では移動した。

 

人体では

プラスチックが体内に付着するが

深刻な問題なのかはまだ分からない。

答えは出ていない。

医学的な検査がまだできていない。

 

プラスチックが

海洋生物の巣にもなっている。

そして、それが移動手段となってしまい

外来種の問題となってくる。

 

東日本大震災での

津波でのごみが

日本付近からカナダまでいったという。

 

マイクロプラスチックの

微生物を調べると

持続可能な生態系ができていた。

 

ビブリオ属細菌が付着していて

それは人体に影響がある細菌である。

直接に人体に触れる機会がないので

大丈夫だが、魚には影響があり

漁獲量も減る可能性がある。

 

プラスチックの劣化を進ませる

バクテリアの存在がある。

 

炭素と水素で

ポリエチレンができている。

 

そのバクテリアは

そのままでは

食べることができないので

酵素を出し、酸化させ

分子を食べる。

 

バクテリアが

マイクロプラスチックごみの

救世主となるかもしれないが

バクテリアだけが

原因で消えたわけではない。

 

プラスチックごみが

なぜ消えたのか。

まだ分からないことがたくさんある。

 

 

感想

海に消えたプラスチック。

海でプラスチックごみが増えてます。

というような内容かと思ったら違った。

 

逆に

海でプラスチックごみが

減ってきてそれが問題となっている。

 

当たり前な話だが

プラスチック類を海や川に

投げ捨てないようにすること。

 

津波で流された家なども

ゴミの溜まり場といえる。

 

魚なら内臓を

食べるわけではないので

いいかと思ったら、貝類はそのまま食べるので

それは盲点であった。

 

今回は海だが

川や飲み水にもマイクロプラスチックが

あるのではないかと思えてくる。 

 

ものすごい小さければ

ろ過できないだろう。

 

海や川だけでなく

宇宙ごみも深刻な気がする。

 

宇宙ごみはものすごい速さで

移動していて

ぶつかったら衛星は

どうなってしまうのだろうか?