誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

ザ・ノンフィクション 「十年後のタクシードライバー」 を見て 

ドキュメンタリーで

取材対象者のその後を追うというのは

おもしろいし、よくある手法だが

さすがに10年後はすごい。

  

取材対象者が中年男性と

漁師の奥さんだった2人のタクシードライバー。

 

中年男性のほうは10年前、

妻と息子を養うため

東京でタクシードライバーを目指していた。

立場の弱い中年男性が

ずっと怒鳴られているところみると

こっちまで切なくなってくる。

 

そして10年後

奥さんとは別居し

息子とは仲違いになっていた。

 

中年男性が

家賃滞納していたり

息子のクレカを使っていたりと

とてもアツい展開であった。

 

その息子はアルバイターである。

筋トレにいまハマっているらしい。

よくこの人が取材OKしたなという

印象である。

 

「ずっとアルバイトでもいい。

 40歳以上生きたくないです。」

 

そんなことを考えている若者は

マイノリティーではなくなってるのかもしれない。

 

 

漁師の奥さんの方は

旦那さんが亡くなってしまったが

すごい家族思いな家庭でいいなと思った。

 

娘さんもちゃんと働いているし

旦那さんのことを思っているし

タクシードライバーとして

やりがいをもって仕事をしていた。