ザ・ノンフィクション 「私、ツヨくなりました ~その後の花嫁のれん物語~」 を見て
川県・能登半島には「花嫁のれん」という風習がある。今回の主人公・多田弥生さんは花嫁のれんで2006年4月に旅館「多田屋」へ嫁いだ。嫁ぎ先の多田屋で弥生さんの女将修行が始まった。夫・健太郎さんは父親との確執に悩んでいた。そして、弥生さんの女将デビューの日に信じられないことが起こった。さらに、跡取りとなる子どもが生まれない弥生さんは人工授精に全てを託す。一方、多田屋は経営危機を迎えていた。花嫁のれんをくぐった弥生さんの10年の物語をお送りする。
<2006年〜>
旦那の実家である
老舗旅館に嫁いだ女性(当時30)。
旦那は旅館のHPに力を入れて
業績がアップし、専務昇格した。
奥さんは女将デビューした。
<2009年〜>
若女将は旅館の仕事には
慣れていった。
しかし、お世継ぎができず
人工授精をし子供を授かった。
旅館は
リーマンショックで
経営が悪化していた。
旦那の父親である社長は
引退し旅館の玄関を
構築しようとしていた。
<2015年〜>
北陸新幹線で業績がアップし
旦那は社長になる。
家族には
娘と息子ができていた。
感想
女性は大変である。
結婚した相手の家業のために
女将になり、子供作りまで
気を使わないといけない。
老舗旅館でも
こんなに大変なのに
いちばん格式が高い天皇家に
嫁ぐ人なんているのだろうか。
今は個人の自由が
重んじられる社会で育ち
そういった人が
天皇家という個人の自由がないような
ところに嫁いでも
慣れていくなんて大変である。
自分がもし
老舗の家業の息子だったら
好きな人に
仕事を手伝わせるには
気が引けてしまうかもしれない。
女将デビューのとき
実の両親にあいさつしているシーン。
あいさつの言葉が
あまりも他人行儀に感じ
泣いてしまったのだろう。