映像の世紀プレミアム 第10集「難民 希望への旅路」 を見て
戦場カメラマンとして、スペイン内戦で難民となった人々を撮影し続けたロバート・キャパは、実はユダヤ難民だった。ナチスに迫害を受けた、ユダヤ人科学者アインシュタインは、イスラエルの初代大統領に就任を要請されたが、断っている。アラブ人と共生する国家を目指していたからである。ベトナム難民を撮影した「安全への逃避」で世界に衝撃を与えたカメラマン沢田教一。撮影された家族との間に残された美しいエピソードとは…。
ソ連の飢餓。
スペイン内戦。
ナチスのホロコースト。
ユダヤ国家からなるパレスチナ難民。
そして、難民がテロリストなり
新たな難民を生むこととなる。
共通しているのは
難民を生むのは戦争や飢餓であり
その場所に住むことができなくなっているということである。
20世紀は映像の世紀であり
難民の映像や写真により
社会に影響を与えることができるが
国際社会が難民を助けるかどうかは
政治的なものによる。
ソ連が飢餓に苦しむことになっても
社会主義国家として援助しなかったり
アメリカが援助したとしても
国内の食料経済の問題からであった。
アメリカがイスラエルよりになったのも
アメリカの政治家にとって
アラブ人よりもユダヤ人を優先していた方が
選挙に有利という理由からである。
オリンピックでテロ対策と言われているが
実際にテロがあったということを知る。
ドイツでのオリンピック、
イスラエル国家はオリンピックに出場できて
アラブ人国家のパレスチナはオリンピックに出場できず
国際社会に認められないという不満。
そのことを知ると
トランプ大統領がアメリカ大使館を
エルサレムに移転したことによって
テロが起こる危険性がとても高くなると
言われていることもよくわかる。