ライフ・イズ・ビューティフル (字幕版) を見て
この傑作映画は米国アカデミー賞で3つの賞を受賞。そのうちの一つはロベルト・ベニーニの主演男優賞である。心温まるユーモラスな人生模様、そして戦争下の愛の物語。ベニーニ演じるグイドは愛嬌はあるがヘマばかりしているウエイター。彼は愛する妻と子どもにすべてを捧げる男だ。しかし第二次世界大戦が始まると、彼はその豊かな想像力とあふれるユーモアを、絶望的な運命から家族を救うために使わなければならないのだった。
10年ぐらい前に見たことがある。
ホロコーストでの
ギャグシーンのイメージがとても強く
女性をアプローチする部分は
まったく覚えてなかった。
しかし、イタリアでの生活のときから
人種差別の授業、馬に対する落書きなどの
ナチスによるユダヤ人差別が
刻々と迫っていってたことがわかる。
子供が戦車好き、
お風呂嫌いというところも
ホロコーストでのギャグにつながっている。
映画の最後で、グイドが銃殺されるシーン。
普通の主人公が亡くなるのとは
ちょっと感覚が違う。
コミカルなギャグをイタリアの生活から
ずっと見ているので
愛着も湧いてくるのである。