誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

そして誰もいなくなった(2017年・テレ朝) を見て

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八丈島沖に浮かぶ孤島・兵隊島。その孤島に立つ『自然の島ホテル』のオーナー・七尾審によって10人の男女が島に呼び寄せられる。  七尾からの招待状を受け取りやってきたのは元水泳選手の白峰涼(仲間由紀恵)、元東京地裁裁判長・磐村兵庫(渡瀬恒彦)、元国会議員・門殿宣明(津川雅彦)、救急センター医師・神波江利香(余貴美子)、元傭兵・ケン石動(柳葉敏郎)、元女優・星空綾子(大地真央)、ミステリー作家・五明卓(向井理)、元刑事の久間部堅吉(國村隼)の8人。島に到着するも、ホテルの執事夫婦・翠川信夫(橋爪功)とつね美(藤真利子)からオーナーの七尾は不在であることを伝えられる。  これから何が起こるのか、自分たちはなぜこの島に招待されたのか―期待と不安に包まれながら用意された夕食をとっていると、突如としてどこかから彼らの過去の罪を暴露する“謎の声”が聞こえてくる。  それぞれの胸の内に去来する過去の出来事…。10人が互いの過去を探り合う中、突然招待客のひとりが目の前で殺害される! そしてそれをきっかけとするように、ひとり、またひとりと招待客が殺されていき…?

 

そして招待客たちが島に渡ってから数日後。事件の報を受けた警視庁捜査一課の警部・相国寺竜也(沢村一樹)と八丈島東署捜査課の警部補・多々良伴平(荒川良々)が兵隊島へと向かう。大きな“密室”となっていた兵隊島で発見された10体の他殺体――果たして犯人は誰なのか? そして10人は何のために集められ、殺されなくてはならなかったのか?  かつてない大きな謎に、天才的な観察眼を持つ刑事が迫る…!!

 

犯人を知っていると

また違った楽しみがあった。

 

犯人は判事である。

 

罪があるにも関わらず

法で裁かれなかった人たちを集め

殺していく、これが動機である。

 

最初に蓄音機で、罪状を読みあげるとき

判事が一番最後であったり

事件のことについて

最初に話し始めたのも判事であった。

 

さらに

判事が最初の会議で仕切っている。

 

カメラ割りも

判事のリアクションが多く、

初めて見る人でも

わかりやすくなっているかもしれない。

 

1話、2話と

前半が判事が亡くなっている

ところで終わっていた。

 

そして誰もいなくなった。

イギリスのドラマでは

トリックの解明まではなく

判事が犯人だったところで終わっていた。

www.basyanuko.com

 

今回のドラマはいろいろ新しかった。

 

この原作の小説は

1939何年に書かれたもので

ドローンもなければ小型カメラもない。

映像を見て推理するのも新しい。

 

小説を読んだことがないから

わからないが

ドクターが共犯というのも

今回のオリジナルなのだろうか。

 

共犯がいると

やっぱり真相がクリアになっていく。