誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

千と千尋の神隠し を見て

 

 

ひ弱で不機嫌な少女、千尋は現代に生きる普通の女の子。両親とともに車で引っ越し先の家へと向かう途中で「不思議の町」に迷い込んだ。店のカウンターにあった料理を勝手に食べた両親は、豚に姿を変えられてしまう。ひとりぼっちになってしまった千尋は、名を奪われ「千」と呼ばれるようになり、その町を支配する魔女・湯婆婆の下で働き始める。千尋は湯屋「油屋」の下働きとして働きながら、様々な出来事に遭遇しつつも、謎の少年ハクや先輩のリン、釜爺らの助けを借りて、厳しい難局に立ち向かっていく。はたして千尋は元の世界に帰れるのか……?

 

 

興行収入が日本第1位の映画。

2016年イギリスBBCが選んだ映画、第4位。

 

千尋と両親は

田舎に引っ越すため

車で移動していたが道に迷ってしまう。

 

古びた建物の門に入っていき

外に出ると古びた誰もいないテーマパークがあった。

 

父親がいいにおいに誘われて

お店の前の食べ物を見つけ、食べ始める。

 

千尋はひときわ大きい建物、銭湯を見つける。

 

少年ハクに会い

ここにいては行けないと言われる。

風景が夜になり

テーマパークの灯りが点灯し始める。

 

千尋が戻ると

父親と母親は豚になっていた。

 

テーマパークには 

黒い影が動いている。

 

千尋が逃げて行き着いた先が水辺で

船が到着し

八百万の神様が銭湯に向かって歩いている。

 

千尋はハクと再会し、味方だという。

湯婆婆が探しているので見つからないようにと

安全なところへ移動してくれる。

 

しかし、人が入り込んだことが

銭湯の従業員に気づかれ騒ぎになる。

 

仕事を持たない者は

湯婆婆に動物にされてしまうという。

 

ハクの助言により

千尋はボイラー室の釜じいに

働きたいと伝えることになる。

 

釜じいのところには

仕事がなく

配膳係の女性(リン)が来て

湯婆婆に会うことになる。 

 

途中、リンとはぐれたが 

湯婆婆に会うことができた。

 

ここの銭湯は

八百万の神様が湯につかりくる宿だと知る。

 

ここで働きたいと連呼したので

怒り出す湯婆婆。

 

小娘なのでお断りするつもりだったが 

大きな赤ん坊が暴れ出し 

静かにしたいため

働くことに許可が下りる。

 

湯婆婆が名付けたのは千。

ここからどんどん千尋の記憶がなくっていく。

 

リンが教育係りとなり 

ハクは湯婆婆の手先であると

リンから聞く。

 

一晩眠りにつき

ハクが両親に会わせてあげるという。

 

養豚場に

豚がいてそれが両親だという。 

 

千尋という名前が

記憶から消えていたが

引っ越しの先、友人からもらったカードに

千尋という文字で

自分の名前を思い出すことができた。

 

銭湯に戻り

掃除や湯の準備などをする。

 

カオナシが銭湯に入り込み

千の助けをする。

 

湯婆婆が何かの異変に気付く。 

 

くされ神が銭湯にくる。

千はこの神を接待することになる。

 

泥まみれになりながらも

くされ神には小刀みたいなのが刺さっていた。

 

みなで引っ張ると

現代の泥まみれのガラクタ品と砂金が出てきた。

くされ神は

名のある川の主であった。

 

この一件により

千はみなから、認められる存在となる。

 

噂ではハクは

湯婆婆に変なことをやらされてると聞く。

 

夜中に

川の主が入った湯釜で

砂金をみつけるカエル。

 

そこに

カオナシが現れ、どんどん砂金を出して

カエルを食べてしまう。

 

千が目をさますと誰もいなかった。

気前のいい客が来ていて

カエルの声をしたカオナシであった。

みなに金を出した。

カオナシに湯や食料を存分に与える。

  

千は白龍が白い紙に追われているのを見かける。

この白龍がハクだと瞬時にわかった千。

白龍が湯婆婆のところに行くのを見て

湯婆婆のところにいく。

しかし、白い紙も千に張り付いていた。

 

その途中、

太ったカオナシに出会い

金を大量に差し出されるが拒否する。

 

カオナシはどんどん従業員を食べていく。

 

湯婆婆のところに着くと

大きい赤ん坊の部屋に着き、身を隠す。

 

白い龍が穴に落とされそうになったとき

千の背中についていた白い紙が化け

湯婆婆の双子の姉の銭婆だった。

 

赤ん坊はネズミに変身させられ

千と一緒に行動する。

 

ハクは銭婆のハンコを盗んでいた。

白龍は白い紙を破り、姉の銭婆が消えた。

 

千と白龍は

穴に落とされたが違う通路に行き

釜じいのところに着く。

 

白龍には

強い魔法がかかっていた。

川の神様が落とした団子を

白い龍に食べさせ、ハンコを吐き出した。

 

ハクは 千と同じで突然現れた。

ハクは魔法使いになりたかった。

魔女の弟子になり

目つきがきつくなっていた。

 

千は銭婆のところにハンコを返しに行くことにする。

電車で沼の底に行くことになる。

 

湯婆婆はカオナシを入れたことについて怒っていた。

千はカオナシのところに行き

団子を食べさせ、吐き出し暴れ出す。

 

千はカオナシを誘導し駅につき

 一緒に電車に乗る。

乗客は黒い人影。

 

赤ん坊がすり替わっていたことを知った

湯婆婆はハクを追い詰める。

 

ハクは赤ん坊を連れ戻すことを条件に

千の両親を人間に戻すことを提案する。

 

泥沼の駅についた千たち。

電灯に案内され銭婆の家に着く。

 

銭婆に 

ハンコを渡し

髪どめを渡される。

 

白龍が現れ

銭婆は許し、カオナシは一緒に住むことになる。

 

白龍と一緒に銭湯を目指す。

千尋はハクを思い出し

小さい時に川に溺れて

その川がコハク川であった。

 

銭湯に着くと

赤ん坊まで湯婆婆を説得し

千は豚のなかから両親を当てないといけない。

しかしこの中に豚の両親はいなかった。

それを当てて千尋は帰ることができた。

 

トンネルを出るまで

決して振り向いてはいけない決まりがあり

現実の世界に戻ると

結構な時間が経っていた。

 

 

 

 

 

宮崎駿さんの作品は

自然や動物などを大切にするというのがテーマでもあると思う。

 

今回は自然を大切にするというテーマっぽい。

銭湯で八百万の神様を

もてなすということは

川を綺麗にするということでもある。

 

カオナシの前で

欲望を出すと食べられてしまう。

 

それは自然を汚すことの一歩が

欲望から来ていると捉えられると思う。