ニュースの天才 を見て
権威ある新聞社で
ニュースを捏造していた記者
スティーブン・グラスの話。
捏造記者が取材対象者になれば
徹底的に調べあげるのが
ジャーナリストの仕事である。
スティーブン・グラスが
教室で話しているシーン。
あれが彼の目指していたものだったと思う。
映画の冒頭
ジャーナリストは目立ちたがり屋が多いという
ナレーションがある。
それが教室で子供たちにジャーナリズム精神を熱く語るのとだぶる。
ソースを調べることができない唯一のものそれは記者のメモ。
それを捏造してしまえばいくらでも
おもしろい記事をつくることができる。
この捏造をスパッ抜いたのが
オンラインメディアというのも
これからの時代を反映している。
<スティーブン・グラスのインタビュー>
DVDの特典にスティーブン・グラスのインタビューがあった。
彼が記者じゃなく脚本家だったら成功を収めていたかもしれない。
「僕の記事はフィクションだからクレームが来ることがない」
「同僚たちをだます嘘まで必要になった」