誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

私たちと「象徴天皇」 ~政府の有識者会議「最終報告」を受けて~ を見て

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あなたにとって「象徴天皇」の存在とは何ですか? いま、天皇陛下の退位に向けた動きが進んでいる。去年8月のお気持ち表明以降、議論を続けてきた政府の有識者会議が21日に最終報告を提出。政府は退位を可能とする特例法案の骨子をまとめた。  今年、施行70年を迎える日本国憲法第1条で、“象徴”と定められ、その地位は「主権の存する日本国民の総意」に基づくとされている天皇。戦後初めて、象徴天皇のあり方をめぐって議論が活発に行われる中、番組では、政府の有識者会議の最終報告や特例法案の骨子を分かりやすく解説し、視聴者からもご意見を募集。主権者である私たちは、象徴天皇に、どんな「務め」を期待するのか?高齢化社会を迎える中、今後の天皇の活動はどうあるべきか?そして、今後の皇室のあり方は?様々な立場のゲストによるスタジオでの議論を通して「象徴天皇」について、生放送でじっくり考える。

 

明治以降、

天皇は先代の天皇の崩御により即位してきた。

 

「天皇の即位等に関する皇室典範特例法案」

 

天皇が存命のうちに退位し

上皇となり、皇太子が天皇となる。

 

当事者による退位を容認すると、

自らの即位を

拒否することにもなりえる。

 

象徴天皇の務めができなくなれば

国民との信頼関係がなくなってしまうので

摂政ではなく

天皇をやめるという決断であった。

 

天皇がやる行事は

年に1700余もある。

 

・国事行為

・公的行為

・その他の行為(宮中祭祀など)

 

このなかの公的行為が

平成になってから多くなった。

 

国の関係が増えたこと。

被災地のお見舞い。

社会的弱者への支援。

戦没者の慰霊など。

 

天皇は祈ることが一番重要なので

公的行為を本質に置くことは

おかしいのではないか。

 

国民が次代の天皇の

ハードルを上げてしまうのは

良くない。

 

祭祀優先でやっているので

公的行為を優先で

やっているわけではない。

 

天皇が男系で

古代からずっと続いているから

特別な存在である。

もはや存在自体がありがたいのである。

 

天皇の行事を果たすことができれば

誰でもいいというわけではない。

 

古代の天皇は聖徳を心がけていた。

そして、存在自体が

尊いというレベルまでいった。

 

天皇は

祈る存在なのか。

行動する存在なのか。

今上天皇は両方をやっている。

 

高齢になって

これらの行為が難しくなっている。

 

摂政でやればいいのではないか。 

それは過去の出来事があった。

 

大正天皇のときに

摂政が置かれた時に問題となったこと。

今上天皇みずから摂政を否定している。

憲法を変えなければならないこと。

 

天皇の代わりを務める摂政が

10年、20年続くことになれば

国民との解離が出てくる。

 

オランダ、ベルギーも

存命でありながら退位している。

 

女性宮家創設。

そこに生まれたお子さんは

女系となる。

女系の人は皇族になれない。

 

今回の会議も

女性宮家までは話し合っていない。

 

伝統的な面からみれば男系。

人道的な面からみれば女系。

を推進する。

 

感想

国民の声を紹介していたが

天皇はありがたい存在といった意見が多い。

 

ゲストのタレント2人も

そのような意見であった。 

 

視聴者の声も 

男系でなければいけないという

意見が多い気がした。

 

戦後の象徴天皇は、公的行為など

とても人格が求められるようになった。

 

 

いまの今上天皇が人格的に素晴らしすぎて

皇太子のハードルが

高くなっている面がある。

 

象徴天皇が務めや

徳が大事であるなら

男性、女性関係ないのではないか。